スズキ「GSX」シリーズの新型モデル世界初公開!! スズキ二輪車最多の電子制御採用&伝統の4気筒エンジン採用 2027年夏頃国内導入予定の「GSX-10R」登場【EICMA2026】
スズキは、11月3日から8日までイタリア・ミラノで開催されているバイクの見本市「EICMA2026」(ミラノショー)で、新型モデル「GSX-10R」を世界初公開しました。
「GSX」シリーズに新モデルを投入
スズキは、11月3日から8日までイタリア・ミラノで開催されているバイクの見本市「EICMA2026」(ミラノショー)で、新型モデル「GSX-10R」を世界初公開しました。
同モデルは2027年夏頃より、各国で順次販売を開始します。
GSX-10Rは「FUN. UNLIMITED.」をコンセプトに、通勤から週末のツーリング、サーキット走行まで、幅広いシーンで走る楽しさを追求したモデルです。「GSXシリーズ」に新たに加わったフルカウルのスポーツバイクと位置づけられています。

エンジンには、数々のレースで実績を残してきたGSX-Rシリーズの DNAを受け継ぐ排気量999ccの水冷4サイクル直列4気筒DOHC「K5エンジン」を採用しました。コンセプトに沿って最適化し、低中回転域での扱いやすさと高回転域での伸びやかな加速感を両立しています。
車体は軽量コンパクトで、走行シーンに合わせて調整可能なサスペンションと、前傾ライディングポジションを可能とするセパレートハンドルを組み合わせ、最新のレーシングマシンから着想を得たフロントウィングレットと、空力性能を追求したアグレッシブな形状のカウリングを採用しています。
欧州仕様の装備重量は214kgで、全長は2130mm、全幅は740mm、全高は1175mm、ホイールベースは1455mm、シート高は810mmとなっています。
GSX-10Rには、進化した電子制御システム「S.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)」を採用しました。2026年11月3日現在、スズキ二輪車で最多となる計15種類の電子制御機能を搭載しています。
スズキ二輪車初となる「スライドコントロールシステム」は、旋回中の後輪の横滑りを検知して制御します。同じく「ブレーキホールドコントロールシステム」は、上り坂に加え、平坦路や下り坂でも停車状態を保持します。欧州仕様では、平坦路や下り坂での停車時に約30秒間、リヤブレーキ圧を保持します。
このほか「クルーズコントロールシステム」は、高速道路などの長距離走行時にスロットル操作なしで設定速度を維持します。
「SDMS-α(スズキドライブモードセレクターアルファ)」は、出力特性を3つのモードから選択でき、トラクションコントロール(10段階+オフ)、リフトリミッター、ロールトルクコントロール、スライドコントロールを統合管理します。
「双方向クイックシフトシステム」や「ローンチコントロールシステム」、「モーショントラックブレーキシステム」なども装備します。
灯火類には、コンパクトな高輝度LEDヘッドランプを採用しました。スズキ二輪車初の「SGBS(スズキグラウンドビーコンシステム)」は、ウインカー作動時に歩行者や他の車両からの被視認性を高めます。
容量18Lの燃料タンクと、視認性に優れたカラーTFT液晶メーターも備えます。燃費は15.8km/L(WMTC)、CO2排出量は146g/kmです。
デザインは伝統と革新を融合させた、低く構えた迫力のあるシルエットが特徴です。設計、生産、性能評価の各部門が連携し、空力性能や機能性も兼ね備えた外観に仕上げました。
車体色は「パールビガーブルー/メタリックミスティックシルバー」「パールパルスレッド/ソリッドアイアングレー」「メタリックギャラクシーグレー/グラススパークルブラック」の3色です。
スズキ株式会社の鈴木俊宏代表取締役社長は、同モデルについて、日常の移動から本格的なスポーツライディングまで、より多くの顧客に親しまれる扱いやすさや快適性を備えたモデルだと説明しました。洗練されたスタイリングや先進の電子制御システムも盛り込んだとしています。
今後もコーポレートスローガン「By Your Side」のもと、世界中の顧客のバイクライフに寄り添う二輪車を届けていくとしています。






