シリーズ発売40周年!! 往年のレースマシンをオマージュした特別な「赤×白」カラーに試乗 スズキ「GSX-R1000R」の魅力に迫る!! ~高梨はづきのきおくきろく。~

毎月「8」がつく日は『高梨はづきのきおくきろく。』です。今回は、スズキ「GSX-R」シリーズ発売から40周年となるスーパ―スポーツモデル「GSX-R1000R」の魅力についてお届けします。

躍動感あるシルエットが美しい「ラッキーストライク」カラー!!

 皆さんこんにちは、バイク女子の高梨はづきです!

 本日の「高梨はづきのきおくきろく。」は、スズキのスーパースポーツモデル「GSX-R」シリーズ発売40周年を記念する「GSX-R1000R」に試乗してきたのでお届けしていくよ!

「GSX-R」シリーズの歴史は、1985年に登場した初代「GSX-R750」から始まり、2025年で40周年を迎えたんだ。

 試乗したモデルには、往年のレースマシンのカラーリングをオマージュしたグラフィックが採用された「赤×白」で、「ラッキーストライク」カラーから着想を得た配色なんだ。

 車体側面やタンク上部には40周年を記念するグラフィックやエンブレムがあしらわれ、シートやマフラーにも「GSX-R」のロゴが入っているよ。

 横から見ると、サイドカウルから燃料タンクへつながるラインが美しい。跳ね上がるテールとマフラーの角度もそろって見えて、車体全体にまとまりと躍動感がある。

 そんな特別なモデルを前にすると、走らせてみたい気持ちと同時に「私に乗りこなせるかな?」という緊張も湧いてくる。スーパースポーツらしい前傾姿勢を見ると、それだけで少し身構えてしまうんだよね。

 でも、走り出してみるとその緊張がスッとほどけていった。試乗を終えて思ったのは、「すごく扱いやすい! もっとカーブを走りたかった!」ということだった。

スズキ「GSX-R1000R」(2026年モデル)と、バイク女子の高梨はづきさん。「GSX-R」シリーズ40周年を記念するグラフィックは全3種類。そのなかのひとつ「キャンディーダーリングレッド/パールテックホワイト」に試乗
スズキ「GSX-R1000R」(2026年モデル)と、バイク女子の高梨はづきさん。「GSX-R」シリーズ40周年を記念するグラフィックは全3種類。そのなかのひとつ「キャンディーダーリングレッド/パールテックホワイト」に試乗

 まずは、跨って車体を起こしてみるよ!

 シート高は825mmで、身長158cmの私では、両足を下ろすとつま先がツンツンになる。それでも、車体を起こしたときにふらつく感じが少なく、すぐに片足で落ち着いて支えられたことが印象的だった。お尻を少しずらせば片足なら深く接地できるし、停車時の不安も和らいだよ。

 もちろん、余裕があるわけではない。段差のある場所や坂道での停止、狭い場所での小回りでは、慎重になる場面もあったよ。

 だからこそ、停まるときは無理をせず、足を下ろしやすい場所を選ぶ。足つきに合わせた自分なりの工夫が、安心して乗るために大切だと感じたんだ。

シート高825mmのスズキ「GSX-R1000R」(2026年モデル)に、身長158cmの高梨はづきさんがまたがった状態。両足ではつま先がなんとか地面に届く程度。片足なら車体を支えることができた
シート高825mmのスズキ「GSX-R1000R」(2026年モデル)に、身長158cmの高梨はづきさんがまたがった状態。両足ではつま先がなんとか地面に届く程度。片足なら車体を支えることができた

 エンジンは排気量999ccの水冷直列4気筒。2026年モデルとしての改良では、内部部品ひとつひとつが見直され、高回転域のパワーフィーリングや耐久性も磨かれているらしい。そう聞くと、アクセル操作にも気を張りそうだけれど、走り出してからは想像していたような気難しさを感じなかった。

 アクセルを操作したときに車体が大きく揺さぶられる感じが少なく、思ったよりもすんなり馴染めたんだ。今回の試乗では、操作に対して予想外の動きが出てヒヤリとする瞬間がなく、それが「乗りやすい」という印象につながっていたと思う。

 前後17インチのホイールには、標準装着タイヤとしてブリヂストン「BATTLAX RACING STREET RS11」が採用されている。幅のあるリアタイヤは、眺めているだけでも迫力があるよ。

 そして、走っていて特に楽しかったのが、カーブ!

「ここを通りたい」と思ったラインに、気持ちよく乗せていける。曲がりたい方向へ自然に向きを変えていける感覚があって、ひとつ曲がると、また次のカーブを走りたくなるんだ。

 ぐるぐる回れるコースがあったら、ずっと回っていたい。そのくらい、カーブを走ること自体が気持ちよくて、走れば走るほど夢中になっていったよ。

 直線でも、アクセルを開けるとスパッと前へ出る力強さがある。その加速からは、まだまだ余裕を感じた。サーキットのような場所で、このバイクの走りをもっと味わってみたくなった。

スズキ「GSX-R1000R」(2026年モデル)に試乗する、バイク女子の高梨はづきさん。曲がりたい方向へ自然に向きを変えていける感覚があって、とにかくコーナリングが楽しい
スズキ「GSX-R1000R」(2026年モデル)に試乗する、バイク女子の高梨はづきさん。曲がりたい方向へ自然に向きを変えていける感覚があって、とにかくコーナリングが楽しい

 一方で、街中ではライディングモード選びによって付き合いやすさが変わることも実感したんだ。モードを「A」「B」「C」の3つから選べる。私は今回、Aモードを中心に走っていたんだけど、前の車に合わせてゆっくり進む場面では、少しだけ照れくさくなることがあった。

 スロットルを少し開けて、戻して、また開けて……その細かな操作が音になって、自分の耳には「ファーン、ファンファン、ファーファファン」と聞こえるの(笑)。

 周りの人は気にしていないかもしれないけれど、乗っている本人としては「もう少し滑らかに操作したいな……」と思ってしまったよ。

 Cモードに切り替えると反応がぐっと穏やかに感じられて、低速でも合わせやすかった。音のつながりも落ち着いて感じられて、気持ちにも余裕が生まれたんだ。

 最初はCモードで操作感をつかんで、慣れてきたらBやAを試してみる。そんなふうに少しずつ距離を縮めていくと、このバイクの好きなところをさらに見つけられそう。

 私が普段乗るなら、基本はBモードを選びたい。ツーリングでも、よく知っている道で、路面や交通状況にも余裕があるならAモードを楽しみたいなと思ったよ。

 扱いやすさを支える装備として、発進や低速走行を補助する「ローRPMアシスト」も備わっている。日本仕様にはETC2.0車載器も標準装備されているから、ツーリングに連れ出すときにも嬉しいね。

 シートの感触も、私には硬すぎず、ちょうどいい座り心地だった。前傾姿勢なので長時間乗れば疲れは出ると思うけれど、今回走った範囲では、想像していたよりも気軽に乗れたんだ。

スズキ「GSX-R1000R」(2026年モデル)に試乗する、バイク女子の高梨はづきさん。あいにくの雨の中でも、力強さと安心感で「もう少し乗っていたい」と思えるバイクだった
スズキ「GSX-R1000R」(2026年モデル)に試乗する、バイク女子の高梨はづきさん。あいにくの雨の中でも、力強さと安心感で「もう少し乗っていたい」と思えるバイクだった

 そしてこの日は、走り出したら急に雨が……。太ももはびっしょり濡れるし、走っていると雨粒がヘルメットや体にバチバチ当たって痛い。それでも、印象に残っているのは車体の落ち着きだった。

 濡れた路面なので操作はより気をつけて走ったけれど、タイヤが路面を捉えている感覚が伝わってきたんだ。

「あ、このバイクに体を預けてみよう」そう思える安心感があったことも、今回の試乗で心に残っているよ。

 前傾姿勢と足つきで身構えていた私が、走り終える頃には「もう少し乗っていたい」と思っていた。「GSX-R1000R」は、その力強さに驚くだけでなく、自分の操作に応えてくれる気持ちよさを味わえたよ。

「GSX-R1000R」のメーカー希望小売価格は237万6000円(消費税10%込み)で、カラーバリエーションは今回試乗した「キャンディーダーリングレッド/パールテックホワイト」のほか、「パールビガーブルー/パールテックホワイト」と「パールイグナイトイエロー/マットステラブルーメタリック」の全3タイプだよ。

 ということで本日はここまで。また「8」の付く日にお会いしましょ~♪

【画像】愛され続けてシリーズ発売40周年!! とにかく“カーブが楽しい”スズキ「GSX-R1000R」(2026年モデル)と、バイク女子の高梨はづきさんを画像で見る(29枚)

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Writer: 高梨はづき/hapi

(役者/YouTuber)17歳で普通自動二輪免許取得し、当時の愛車はホンダCB400T。声優を目指して専門学校に入学後、勉学に専念するため同車を手放し一時バイクを離れる。2020年3月にカワサキ・エストレヤを購入し、数年ぶりにバイクの世界にリターン。声優活動を経て、現在は舞台役者・バイカーモデルとして活動中。同時に"hapi"名義でYouTubeチャンネルを開設、自身のバイクライフをマイペースに投稿してます!チャンネル登録お願いします!!

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