妥協なき造り込みのヤマハ「SR」ロングフォーク・チョッパー そこに込められた創り手の思いとは リア周りは、あらかじめ装飾が施された1本もののパイプを加工し、製作。スタイルのみならず強度も考慮した構造が与えられています。ビルダーの山口氏曰く、リアのプランジャーサスの設定も、かなりの労を費やしたとのことです サイドビューからのルックスはまさに王道のチョッパー。ホイールはフロントにインヴェーダータイプ、リアはカワサキ・エストレヤ用を加工した18インチを装着。強度を考え、あえてリアをスポークホイールとした部分にもストリートでの走りに重きを置く2%erの理念が伺えます ヤマハSRをベースにしたエンジンはバラした上で車両オーナー自らが徹底的にポリッシュ。装着されたケーヒンFCRも同様にオーナーの手によって磨き上げられたそうですが、車両への愛情を感じる妥協のないフィニッシュとなっています。キックペダルは2%erによるワンオフ(一品もの)を装着します ステップは2%erオリジナルのSR用ミッドハイを装着。マフラーも同店オリジナルのクレージーリップルパイプを使用し、美しくまとめ上げられています フレームのエンド部にサスを忍ばせたプランジャー方式のアクスル周りにはブレーキローターをダブルでセット。ハンドルバーに装着されたレバーと右足のフットペダルの二系統で操作する構造が与えられています ネック周りはオイルイン構造のSRフレームを活かした上で鉄板を溶接し、モールディング。ノーマルSRの特徴のひとつであるオイルイン・フレームの構造があえて活かされています ハンドルは1インチライズのTバーをワンオフ(一品もの)で製作。リアのキャリパーに繋がるブレーキレバーは途中までワイヤー轢き、マフラーエンドの裏側あたりに忍ばせたブレーキマスターで油圧に変換される構造となっています タンクはオイルインフレームによるガソリンのパーコレーションを避ける為、トンネル部を中空構造にして製作。そこに施された美しいペイントワークは京都のKAMIKAZEピンストライピングが担当します。メーターはリアタイヤのピックアップセンサーに反応する電子式です シートはチョッパーの定番と呼ぶべきコブラタイプをワンオフ(一品もの)で製作し、装着。車体に合わせたベロア地のセンター部分もセンスを感じる仕上がりです 車体を真後ろから見たバックビューはご覧のとおり驚くほどスリム。シッシーバーは2%erによるステンレス製。テールランプは名古屋のモーターロック製が選択されています ヤマハSR400をベースに見事、70'sスタイルのチョッパーに仕上げられたこのマシン。とはいえ1970年代のアメリカにSRチョッパーは存在しなかったので、あくまでもイメージを投影する程度に留めたオリジナリティ溢れる1台に仕上げられています 21インチオーバーとおぼしきジャイロスプリンガーは2%erによるワンオフ(一品もの)を装着。ここはトリプルツリーとボトムロッカーのセッティングによって正しいトレール量となっており、驚くほど素直なハンドリングに仕上げられています 山口隆史 1977年生まれ。滋賀県出身。学生時代に地元のSRショップ、チャックボックスでキャリアをスタートし、京都のH-Dディーラーやカスタムワークスゾン等を経て、2012年に“2%er(ツーパーセンター)”を設立。以来、ヤマハSRを中心に意欲的にカスタムを製作。また、ショップが取り扱うパーツはオリジナル、汎用品合わせて400アイテムを超えるラインナップで、東南アジアのシーンでも日本のSRチョッパーの第一人者として注目を集める人物です。近年は自社のYouTubeチャンネルでの動画配信にも力を注ぎます 関連記事 バイク業界大手の知られざる裏側、岡崎市の拠点にメディア初潜入 (PR)RED BARON 2年ぶりの熱狂、年々進化する東南アジア最高峰のカスタムイベントは必見!! 「バンコクホットロッドカスタムショー2026」現地レポート!! 革新のハイグリップタイヤ「RS12」を徹底テスト! (PR)BRIDGESTONE ホンダ「CB750Four」を極小サイズで完全再現したプライベーターの傑作!! オーナーの拘りが溢れ出る原付二種カスタムバイクとは? ディーラーカスタムの常識を覆す!? ホンダドリーム町田が魅せる「GB350」カスタム「Urban Tracker Custom」とは? この画像の記事を読む バイク不足で高騰中!愛車の相場を調べてみる>> 画像ギャラリー