ホンダ“原付二種”ファンモデル専門店「Cub House(カブハウス)」に早速潜入! 想像していくだけで「こんなのあったらいいな」がどんどん広がる!? “日常の中にある、ちょっと特別な居場所”の魅力 ~高梨はづきのきおくきろく。~
ホンダモーターサイクルジャパンは、一部のホンダ二輪車正規取扱店に設置する新しいショップコンセプト「Cub HOUSE(カブハウス)」のトライアル拠点(ホンダ二輪・美女木1号店に隣接)を、2026年4月25日(土)よりスタートしました。
コンパクトな空間でも不思議と窮屈さや威圧感は無し!
皆さんこんにちは、バイク女子の高梨はづきです!
本日の「きおくきろく。」は、日本初となる「Cub House(カブハウス)」一号店のオープンに合わせて取材してきたので、その様子をお届けしていくよ。
カブハウスとの出会いは、東京モーターサイクルショー2026でホンダブースの片隅にあったおしゃれな展示空間を取材したのが始まり(その時のコラムはすでに上がっているので、気になる人はぜひ読んでみてね!)。
「オープンしたら行ってみたいな」と思っていた場所だったから、今回実際に足を運べたのはちょっと嬉しかった。
4月25日、いよいよ日本に上陸。場所は埼玉県戸田市美女木、Honda Dream戸田美女木に隣接された、箱型コンテナのようなスタイリッシュな外観の建物だ。
正面の大きなガラス張りには、象徴的にあしらわれた「Cub House」のロゴグラフィック。そして建物のサイドには、タイの店舗でも見られる壁画アートが描かれていて、その前にバイクを置けば自然とフォトスポットになるような設計になっている。
店内に足を踏み入れてまず感じたのは、想像していたよりコンパクトな空間でありながら、不思議と窮屈さや威圧感がないこと。
プロジェクトリーダーの徳原昌敏さんがプレゼンで話していた「自分たちが本当に行きたくなる場所を作りたかった」という言葉が、すごく印象に残っている。
ただバイクを売る場所ではなくて、ふらっと立ち寄れて、少しワクワクして、また来たくなる場所。日常の中にある、ちょっと特別な居場所。
その言葉通り、店内はカフェのように気軽な空気感をまといながらも、一歩踏み込むとしっかりと作り込まれている。
バイクのディスプレイ、タイヤを使った照明、モンキー125ccのシートと同じ形状で作られた長椅子、そして空間全体のカラーリング。
どれも自然に気分を上げてくるのに、やりすぎていない。そのバランスが、なんだか心地よくて少し不思議だった。
そもそもカブハウスは、2018年にタイでスタートしたプロジェクト。現地ではカフェを併設した店舗が多く、バイクに乗らない人でも気軽に立ち寄れる場所として親しまれている。
朝、コーヒーを買いに来る人。ただその空間が好きで訪れる人。
そんな人たちと、カスタムやメンテナンスを目的に訪れるライダーが、同じ場所に自然と溶け込んでいる。
“バイクの場所”なんだけど、“バイクだけの場所”じゃない。それがカブハウスの面白さだと思う。
ただ、日本の一号店は少し違う。
実際に話を聞いてみると、タイの店舗に比べてスケールはコンパクトで、特徴でもあるカフェ機能も、今は前面には出していない状態。
もともと休憩スペースとしての役割も持っていたカフェは、今後の展開次第でどうなっていくのか——そんな“余白”が残されている。でも、それがむしろリアルでいい。

海外の成功モデルをそのまま持ち込むのではなく、日本でどう成立させていくかを探っている途中。そんな“今”の空気が、この場所にはあった。
そして、この場所のもうひとつの軸が「カスタム」。
カブハウスがフォーカスしているのは原付二種モデル。扱いやすくて、自由度が高くて、何より「自分らしさ」を表現しやすいカテゴリーだ。
ここで提案されているカスタムは、速さを求めるものではない。スニーカーを履き替えるみたいに、その日の気分で少し変えるだけで、気持ちが変わる。そんな、日常に寄り添うカスタムだ。
店内には、ここでしか手に入らない専用パーツも並んでいて、「Gクラフト」や「SP武川」といったメーカーと連携したオリジナル展開も用意されている。
面白いのが、タイでは日本製パーツを輸入して販売しているのに対して、日本では「ここ限定」という価値が生まれていること。
つまり、「ここに来る理由」がちゃんとある。
さらに、パーツを選んでそのまま取り付けまでできるというのも、この場所ならでは。店内には整備スペース(サービスピット)が設けられていて、作業の様子を間近で見ることができる。
自分のバイクが少しずつ仕上がっていく過程そのものを、“体験”として楽しめる。それが、この場所の大きな魅力だと思う。
在庫があれば、その日のうちにカスタムが完成することもあるかもしれない。しかも正規パーツだから、保証面でも安心感がある。ただ買うだけじゃなくて、自分のバイクが変わっていく時間まで含めて楽しめる場所。
そして何より、この場所は入りやすい。
ディーラーほど構えなくていいのに、しっかりとした安心感はある。女性でもフラットな気持ちで足を運べるのは、大きな魅力のひとつだと思う。
バイクに乗っている人はもちろん、「ちょっと気になる」くらいの人でも、自然と入れる空気。
カスタムに興味はあるけど何から始めればいいか分からない人も、ここに来れば何かしらのヒントに出会えるはずだ。
もしカブハウスが、街の中にもっと増えていったらどうなるんだろう。
個人的には、カフェを併設するならコンセプトの幅も広げていいと思っていて、例えばドライフラワーに囲まれたノスタルジックでシャビーな空間の中に125ccのバイクが並んでいたり、未来の大人たちが自然に触れられるように、レゴやぬいぐるみに囲まれた空間の中にバイクがあったり(ホンダがポケモンとコラボレーションを展開した時のように)、整備士と一緒にパーツを取り付けるカスタム体験ができたり。
想像していくだけで、「こんなのあったらいいな」がどんどん広がっていく。カブハウスは、ただの一店舗ではなくて、バイクのある暮らしをどう広げていくかを試している“実験場”のような存在なのかもしれない。
まだスタートしたばかりの一号店。ここからどんな景色が広がっていくのか、これからがちょっと楽しみだよね。
ということで、本日はここまで。また8のつく日にお会いしましょう〜♪

Writer: 高梨はづき/hapi
(役者/YouTuber)17歳で普通自動二輪免許取得し、当時の愛車はホンダCB400T。声優を目指して専門学校に入学後、勉学に専念するため同車を手放し一時バイクを離れる。2020年3月にカワサキ・エストレヤを購入し、数年ぶりにバイクの世界にリターン。声優活動を経て、現在は舞台役者・バイカーモデルとして活動中。同時に"hapi"名義でYouTubeチャンネルを開設、自身のバイクライフをマイペースに投稿してます!チャンネル登録お願いします!!


































