標高216mの「腰越城跡」には手強い急坂と技巧的な縄張りが残っていた バイクで往く城跡巡り

登城口に入るとすぐに山道が始まる。急な階段が続く
登城口に入るとすぐに山道が始まる。急な階段が続く
階段を登りきったが、まだそこは本郭ではなかった。城跡の配置図、いわゆる縄張り図があったので、構造と現在地を理解することができた
本郭に行くには、迂回したのちに、さらに急坂を回らなければならない。右側の階段は壊れていて通行不可だった
標高216mの本郭からは、東側に小川盆地や青山城跡、高見城跡などの山城を眺めることができる
平成の初め頃に建てられた案内板は色褪せて読みづらいが、歴史や周辺の城廓群のことを知ることができた
平成の初め頃に建てられた案内板は色褪せて読みづらいが、歴史や周辺の城廓群のことを知ることができた
松山城を中心とした比企郡の城廓ネットワークとして、この腰越城も機能していたようだ
出入口を狭くして敵が容易く侵入できないようにした「小口(こぐち)」へと続く道を行くと、人工的な溝の堀切なども見ることができた
出入口を狭くして敵が容易く侵入できないようにした「小口(こぐち)」へと続く道を行くと、人工的な溝の堀切なども見ることができた
西の郭まで歩いて行くことができた。縄張り図もあるので現在地が分かりやすい
西の郭まで歩いて行くことができた。縄張り図もあるので現在地が分かりやすい
わずかに石積みがあり、山城らしき姿に興奮
埼玉県小川町を流れる槻川(つきかわ)の近く、県道11号沿いに「腰越城跡」の登城口がある。看板に「パトリアへもお越しください」と書かれているように、バイクや車はパトリアの駐車場を使わせてもらうのが良さそうだ
登城口に入るとすぐに山道が始まる。途中苔の生えた丸太橋があり、急な階段が続く
標高216mの本郭からは、東側に小川盆地や青山城跡、高見城跡などの山城を眺めることができる
偽の出入り口として仕掛けられた罠の「囮小口」もある

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