ホンダ横型エンジン「北米仕様」のモトスポーツ「SL70」 オールペンで初期型のグラフィックを再現!

ガソリンタンク以外の外装パーツは凸凹だらけでした。事前に、ぼく自身もある程度まで鈑金修理しましたが、フィニッシュはプロショップへお願いします。撮影に伺ったタイミングでは、ヤマハ「650XS1」用ガソリンタンクのサフェーサー研ぎ中でした
ソリッドカラーを採用しています。ちょっと多めにネタを作って頂くことで、作業中に小キズを付けてしまっても、タッチアップ用ペイントとして利用できます。ブルーと言うよりも「ポリバケツ色」のように見えます
ブルーの地ペイントが乾燥したら表面を軽く研ぎ、先行で複製していたサイドカバーにデカールを張り込みます。バイク仲間から借りてきた見本のサイドカバーや当時の画像から、エンブレムの添付位置を決めました
タンクエンブレムが入る位置を中心に、上部には通称「子持ちライン」のグラフィックラインが入ります。このライン入れは、純正ペイントでも塗り分け仕上げなので、タンクにマスキングを施し、白ペイントを吹き付けます
解説が前後しますが、塗り分ける白ペイントの食い付きが良くなるように、ブルーペイントにはしっかり足付け研磨を行っていました。白ライン入れが完了し、完全に乾燥してからマスキングテープをゆっくり剥がします
ライン入れを終えたら、白ラインと地色の境に出てしまうバリを耐水ペーパーで研いで段差を最小限に減らし、全体的にクリアペイントを施します。吹き付け前にはエアーブローを徹底し、仕上げ方によってクリアの吹き方や吹く量も調整するそうです
ぼくの個人的な好みから、クリアは少なめに(薄め)仕上げて頂きました。その理由は、旧車の原付2種がピカピカに輝いていたらヘンに感じるからです。そこそこのツヤ加減に仕上げて頂いても、車体組み立て後は輝いて見えるものです
メーカー純正ペイントの仕上げクリアは極めて薄く、ソリッドカラーの場合は吹かないモデルも多々あると思います。とは言っても、経年劣化を防ぐために薄くクリアを拭いていただき、純正調のゆず仕上げ(やや梨地仕上げ)を狙っていただきました
クリアペイント後は熱を掛けてしっかり硬化させて、その後、ポリッシュ仕上げに入ります。エアーポリッシャーを利用するとゆず肌が削れてピカピカに輝き過ぎてしまうため、今回は、敢えて手磨きのみで仕上げていただきました
関越自動車道「花園IC」から国道140号を寄居方面へ約5分。国道254号とのT字路近所右側にあるのがドリーム商會です。外車ディーラーからの仕事が多い一方で、大型絶版車、モンキーやダックスなど、原付モデルのペイント実績も豊富なプロショップです
ホンダのスクランブラー「SL」シリーズの末弟である「SL70」は、兄貴分のメタリックペイントとは違って、ソリッドカラーを採用していました。初期型K0には、ブルーの他にレッドと山吹色のようなイエローがありました。クリアペイントで仕上げ拭き中です
ベースカラーのブルー(ポリバケツ色)の調色から始まり、ペイント、そして最後の磨き仕上げによって美しく仕上がった外装パーツ。スクランブラー兄弟の兄貴「SL350(K1)」を所有するの小島代表は「このSL70は気になりますね~」との感想でした

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