アパレルを通して“バイクのあるライフスタイル”を提案 カワサキが仕掛ける施策とは
カワサキは東京モーターサイクルショー2019で“バイクのあるライフスタイル”をテーマにしたブースを出展しました。
アパレルを通して新たなライフスタイルを提案
カワサキは東京モーターサイクルショー2019でW800などの新型車ほか、全国のカワサキプラザで販売中のアパレルを展示。“バイクのあるライフスタイルや価値観”をテーマにしたブースを披露しました。

カワサキはユーザーのライフスタイルをより豊かにするため、2016年より、同メーカー製品のみを扱う専門店に、アパレルをセットにした「カワサキプラザ」を導入し、販売網の再編成を行ってきました。
現在ではオリジナルほか、アパレルブランドとコラボレーションすることで、その製品数を拡充しています。
そこで、東京モーターサイクルショー2019のブースコンセプトについてカワサキのアパレル担当者に尋ねたところ、以下のように答えます。
「カワサキでは2016年より“バイクのあるライフスタイルや価値観”をテーマにした“カワサキプラザ”を全国で展開しています。大阪、および東京モーターサイクルショー2019のブースでは、“カワサキプラザ”の店内と同じく、アパレルなどを通して “オートバイのある生活”を提案させて頂きました。
現在展開している製品では、バイクに乗っている時はもちろん、バイクを降りてからの生活でも“カワサキ”や“バイク”を感じて頂けるように、プロテクターなどを備えつつも、いかにも“バイクウエア”という見た目にならないようにデザインしています。
また、男性用のラインナップがメインですが、女性用の製品やアクセサリーなども少数ですが展開しています。若年層や女性ライダーにもカワサキブランドのアパレルを手に取って頂き、質感の高さなどを感じて欲しいと思います」。
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近年では、国内外のメーカー各社ともにアパレルなどバイク以外のコンテンツに力を注ぐことで、ユーザー層の拡大を狙っています。各社が今後どのような展開を見せるのか、注目したいところです。
【了】