約7年で500万台の増産を実現 ヤマハ発動機・インドが二輪車累計生産台数1000万台到達
ヤマハ発動機の二輪車製造子会社であるIndia Yamaha Motor Pvt. Ltd.(ヤマハ・インド)は、同メーカーの小排気量車を中心に生産する重要拠点の一つです。
2012年から7年で500万台の増産を実現
2019年5月14日 、ヤマハ発動機株式会社のインドにおける二輪車製造子会社「India Yamaha Motor Pvt. Ltd.」(以下:ヤマハ発動機・インド)の累計生産台数が1000万台に到達しました。
経済発展による所得向上や女性の社会進出により、年を重ねるごとに二輪車需要が拡大しているインド市場は、現在、年間販売台数約2200万台(2018年実績、ヤマハ発動機調べ)と、世界第1位の二輪車市場です。
ヤマハ発動機・インドは、1985年から二輪車の生産を開始し、2019年現在ではスラジプール工場、ファリダバッド工場、チェンナイ工場の3つの拠点で二輪車部品製造・完成車組立を行っています。
今回の発表についてヤマハ発動機の広報担当について伺ったところ次のように話します。
「インドでの生産は2012年移行から堅調に推移し、7年ほどで約500万台の増産を記録しました。ちなみに、記念すべき1000万台目の車両は海外向けのモデルFZS-FIです」。
ヤマハ発動機・インドでは、現在、下記の12モデルを生産しています。
・プレミアム:YZF-R15、MT-15、Fazer/FZ25、YZF-R3
・デラックス:FZ150、SZ-RR
・スクーター:Fascino、Ray、Alpha
・コミューター:Salute/Salute-RX
また、今回の発表に際しヤマハ発動機は「インドを新中期経営計画における重点地域のひとつとして位置付け、ヤマハらしい魅力ある商品投入による販売台数規模の拡大を図り、安定的な収益を確保する」と発表しています。
【了】