より熟成されたヤマハのロングセラー「SR400」 大きく変わっていないことが何よりも嬉しい!!

ヤマハ「SR400」の新旧モデルを乗り比べしました。「新旧って、SRに新型が登場したの? 見た目には何も変わっていないのでは…!?」という人も少なくないはずです。1978年登場の超ロングセラーも、じつはいったん生産終了し、2018年に復活を遂げていたのでした。

キック始動オンリーで、美しい冷却フィンも健在!!

 よかった!! SRはやっぱりSR。2台を並べてみると、パッと見は何ら変わりません。美しいフィンが刻まれた空冷単気筒エンジンの始動もキックスタートのみ。クラシカルなムードを醸し出すメーター、まっすぐに後方へ伸びたマフラーやクロームメッキ仕上げのフェンダーなど、先代とまったく同じと言っていいでしょう。

先代(2017年型)のヤマハ「SR400」に乗る筆者(青木タカオ)

 まず2017年で生産を終了した先代から乗ってみます。キック始動という儀式がなによりも嬉しく、「これからSRに乗るぞ!」とワクワクせずにはいられません。電子制御の燃料噴射なので、キック一発という目覚めの良さですが、じつはキャブレター時代から言われているほどSRのエンジン始動は難しくありません。

 というのも、エンジンの上部右端に「キックインジケーター」があり、小窓からピストン上死点(実際は上死点のちょっと先)を示すマークが目視できるので、それからキックペダルを思いっきり踏み下ろせば、いともたやすくエンジンスタートするのです。

見た目は大きく変わらず「SR」のイメージを継承(左が2018年型)

 ハンドル左にある「デコンプ」レバーを握ると排気バルブが開放され、ピストン上昇時の圧が抜ける仕組みになっているので、上死点を探るのもペダル操作が重いなんてことはありません。今回の取材では女優の小野木里奈さんにも初挑戦していただきましたが、操作を覚えれば難なくエンジンを始動させることができました。ビギナーや女性にも、どんどんSRに乗ってほしいと思います。

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