大学時代に出会った「750カタナ」が人生を変えた 新型「KATANA」の“バーハンドル”を設計した車体設計担当者の心境とは
「セパハン」を捨て、「バーハンドル」仕様で甦った新生「KATANA」
新型「KATANA」は、かつて販売されていた「GSX1100S」を筆頭とする「カタナ」シリーズの特徴のひとつである「セパレート・ハンドル」(一部モデルを除く)ではなく、アップライトなポジションを生み出す「バーハンドル」が採用されたことで、賛否両論、話題を集めています。
三池翔太氏は「バーハンドル」仕様とした理由について、次のように話します。
「今回のKATANAにおける車体部品として、皆様が一番気になっていることにハンドルバーが挙げられるのではないかと思います。こちらの画像はコンセプトモデルです。

2017年のミラノショーに出典された“KATANA 3.0 CONCEPT”には低めのハンドルを装着しておりました。新型“KATANA”において、コンセプトモデルと最も差異のある部分というのは、このハンドルバーといえるかもしれません。
今回の“KATANA”は、ミラノショーでの反響の大きさから当社としては異例のスピードで開発を開始したものであります。コンセプトモデルのハンドルバーは、スタイリングデザインの一環で作成されたものであり、正直に申しまして車両の性格、特性に合わせた最適なハンドルバーとは言えないものでした。

今回の車両における開発方針は、“KATANA 3.0 CONCEPT”のスタイリングを出来るだけ忠実に再現しながら、現代における“新しいKATANA”を表現するということでした。
外装部品のデザインは当然のことながら、ファースト・カタナのデザイン、特性を考慮しながら、どの部分を再現し、どの部分を変更するのか開発チームで議論を重ね今回の結論を導き出しました。
結論として、ご覧頂いているとおり車両コンセプトであります“ストレート・レジェンド”を実現するよう、スポーツ走行からシティ・ライドまで余裕を持ってこなす幅広のバーハンドルを採用することといたしました。
これによって“現代のストリートファイター”として操作性を高めると同時に、結果として特徴的なタンク周りの意匠を限りなくコンセプトモデルに近いものとすることを実現いたしました。」









