ブリヂストン国内市販用タイヤ8月から平均で3%値上げへ
ブリヂストンは、国内市販用タイヤを8月1日より3%値上げします。今回の値上げは、人手不足や物流コストが高騰しているためのようです。
国内市販用タイヤは値上げ、モノレールなど特殊タイヤは値上げなし
ブリヂストンは、国内市販用タイヤのメーカー出荷価格の3%値上げを決定しました。近年、人手不足等を背景に物流関連費が高騰し、今後もこの傾向が継続するとブリヂストンは予測しています。

値上げを実行する前にブリヂストンは、物流効率化などのコスト削減の企業努力を行い、企業努力のみでこれを吸収することは困難な状況であると判断、国内市販用タイヤのメーカー出荷価格を値上げすることを決定したようです。
対象商品は、国内市販用タイヤに限られ、二輪自動車用タイヤ、乗用車・バン用タイヤ(夏/冬)、小型トラック・バス用タイヤ(夏/冬)、トラック・バス用タイヤ(夏/冬)、建設・鉱山車両用タイヤ(夏/冬)、産業車両用タイヤ(夏/冬)となります。また、値上げ率は、平均3%です。
値上げ時期は、2019年8月1日(木)となります。
ブリヂストン広報部は今回の値上げに対しこう述べています。
「企業努力でコスト削減を行ってきましたが、今回多くの品種が値上げの対象となります。今回の値上げは、国内市販用タイヤのみで海外やOEM供給タイヤについては値上げの対象には入っていません」
なお、モノレール用タイヤなど特殊なものは値上げの対象外となるそうです。
【了】