2020年ダカールラリー中東サウジアラビアで開幕 Monster Energy Honda Teamは総合優勝を狙う!
初開催のサウジアラビアでスタートした2020年ダカールラリーは、ステージ1(リエゾン433km / SS 319km合計752km)が始まりました。ワークス体制で挑むMonster Energy Honda Teamの5人のライダーは総合優勝を狙います。
Monster Energy Honda Team 5人のワークスライダーコメント
42回目の2020年ダカールラリーは、初開催の地サウジアラビアでスタートを迎えます。シェイクダウンと車両検査、書類審査を無事終えたMonster Energy Honda Teamは、ダカールラリー2020勝利のための準備が整いました。5人のワークスライダーが参戦するMonster Energy Honda Teamは、サウジアラビア第二の都市ジッダから現地時間1月5日(日)にスタートしました。

アルゼンチンライダーのケビン・ベナバイズ選手は、2018年に準優勝を飾り、昨年は総合5位。4回目のダカールラリー挑戦を迎え、総合優勝候補として#7をつけて参戦します。
「サウジアラビアに到着し、シェイクダウンを済ませ、ラリー参戦に向けた車検や書類のチェックも無事合格しました。あと、数日で始まる冒険に参加できることに興奮しています。今までそうだったようにダカールラリーは、簡単なレースではないと思います。各ステージで最善を尽くして戦います」

米国カリフォルニア出身のリッキー・ブラベック選手は、5回目の参戦で昨年はマシントラブルでリタイアを喫しましたが、堅実な走りでステージ7まで総合トップを走り抜いています。
「素晴らしい戦いが、あと数日で始まります。この地に居ることができてとてもうれしいです。これまですべてが順調に進んでいます。いい結果が得られることを願っています」

23回のステージ優勝を誇るスペイン出身のホアン・バレダ選手は、過去10回のダカールラリーに参戦しているレジェンドライダーです。今回もステージ優勝、総合優勝を狙います。
「今回が10回目のダカールラリーになります。これが私自身の最高のダカールになることを望みます。現時点では非常に良い感覚で、オーガナイザーが用意したルートがどのようなものかを確認します。シェイクダウンが完了し、車検にも合格しました。残っているのはステージをスタートすることだけです」

若手のホセ・イグナシオ・コルネホ選手は、ダカールラリー2019をトップ10で終えており、新進気鋭のチリ人のライディングスタイルはサウジアラビアの地形と完ぺきにマッチする可能性が高いと期待されています。
「今年もダカールラリーのスタートラインに立つことができました。長いシーズンを終えて、チームが最高の状態でダカールラリーを迎えることができ、とても興奮しています。いい結果が得られることを願っていますし、そのために一生懸命戦います」

南アフリカ出身のアーロン・メア選手は、今回のダカールラリーが初挑戦です。
「ダカールラリーに初めて参戦します。目の前の大きな挑戦にとても興奮しています。これまではすべてが順調に進んできました。先日行ったテスト、レース、シェイクダウンで戦う準備ができました。すべてがうまくいくことを願っています」
2020年ダカールラリーは、現地時間1月5日から全12ステージで激しい争いが始まります。
【了】