胸アツな展開必須!人気の青春漫画3選、それに登場するバイクたち

青春時代は、誰しもが、喜び、悲しみ、悩み、あらゆる経験を通して成長していく時期です。そして、数々の出会いや別れのドラマがそこにあります。そんな青春をテーマにした漫画多くは、誰しもが心を震わせる胸アツ展開も!今回は、そんな青春漫画の中でも特に人気を集める3作品と、作中で登場するバイクたちを紹介していきます。

青春漫画を選ぶなら!必ず外せないおすすめ人気作品3選

●750(ナナハン)ライダー

 高校2年生の青春時代を舞台に描かれた「750ライダー」は、シリアスな展開とともに、恋愛要素を織り交ぜる人気青春漫画です。

 主人公は、高校2年生ながら750ccのバイクを乗りこなす早川光、彼はこのバイクを使って高校に通うももの、校則でバイク通学が禁止されています。そのため、教師たちからは目をつけれる存在でした。そんな彼を取り巻く、クラスメイトをはじめとするキャラクターたちとの日常を描いた一話読み切り形式の作品です。

 当時、バイクに乗る=不良という印象が強かった時代、早川光はバイクと真剣に向き合う爽やかな少年として、そのイメージを覆すキャラクターでした。連載当初は、主人公が教師をひき逃げするなど、かなり殺伐とした描写があり賛否が分かれましたが、巻を追っていくごとに穏やかになり、ハートフルなストーリーへと変化していきます。

ホンダ「ドリームCB750 FOUR」

 そして、作中で主人公が乗り回す750ccのバイクとはホンダ「ドリームCB750 FOUR」です。世界初の量産型4気筒として、当時のバイク好きに大きな衝撃を与えました。また、ドリームCB750 FOURが発表されたことにより、ナナハンという言葉も誕生します。このドリームCB750 FOURが開発された理由には、当時のアメリカ市場のバイクが関係しています。

 当時、ホンダはアメリカ市場に自社バイクを投入するため、ドリームCB450を発表します。しかし、当時のアメリカでは大きなバイクが好まれていたため、450ccの小さいモデルは不評に終わってしまいます。その後、トライアンフが750ccの3気筒を開発している情報を知ったホンダは、これに合わせて4気筒のモデルを開発することになり、ドリームCB750 FOURが誕生しました。また、当時アメリカの大型バイクは90万円から120万円で売り出されていました。一方、ドリームCB750 FOUR(1969)は、「38万5000円」という金額で発表されたため、優れた製品と破格の値段設定に、多くの人々から称賛を受けるバイクとなります。

●バリバリ伝説

 バイクファンから根強い支持を受けるバイク漫画「バリバリ伝説」は、胸アツな展開にあふれるバイク青春漫画の一つです。

バリバリ伝説連載、世界グランプリで活躍していたF・スペンサー選手

 バリバリ伝説は、オートバイ競技を題材にしています。主人公は、アマチュアの高校生ライダー巨摩 郡(こまぐん)、彼がロードレースの世界に飛び込み、アマチュアから世界チャンピオンになるまでの青春漫画です。作中では、主人公が世界チャンピオンを目指す姿と並行して、恋人との恋愛模様も胸アツのポイントです。

 また、この作品は全三部作に分かれています、第一部は学園コメディや公道バトルが中心ですが、後半になるとバイクの甲子園(鈴鹿4時間耐久レース)が舞台になります。第二部では、主人公は全日本ロードレース選手権に出場、第三部では、ロードレース世界選手権シリーズに登場し、巨摩が世界チャンピオンを目指すストーリーに展開します。

 このように、巨摩が競技レースで奮闘する姿はもちろん、学園ドラマや恋愛要素など、あらゆるジャンルの青春ストーリーが詰まっているので、バイクに興味がなかった人でも、思わず入り込んでしまう作品となっています。また、青春時代に切磋琢磨する聖秀吉の死によって、世界チャンピオンを目指す主人公の描写は、まさに胸アツでしょう。

巨摩郡登場時に愛車だったホンダ「CB750F」

 作中には、実在するレースが多く登場するため、バイク好きには外せない青春漫画です。そして、バイクの知識が全くない人でも手に取りやすい作品となっているので、まだ読んだことのない人は、ぜひ試してみてください。

 作中で、バリバリ伝説の主人公「巨摩郡」は、ホンダ「CB750F」、スズキ「GSX-R」、ホンダ「NS400R」、ホンダ「NSR500」、マツダ「RX-7」などに乗っています。

鈴鹿4耐に秀吉とタッグを組み優勝

 GSX-Rは、郡の初レース出場を飾る「鈴鹿4時間耐久レース」で使われたバイクです。そして、主人公の海外デビュー戦となる「WGP500cc」では、NRS500に乗り、初勝利を獲得します。また、プライベートでは「CB子ちゃん」と名前を付けるほど愛用していたCB750Fを乗り回すものの、作中で盗まれてしまうため、大学へ進学した郡は新たにNS400Rへ乗り換えます。その後、普通免許を取得してから、レースへ向かう際にはRX-7に乗りサーキットへ向かいます。

●スラムダンク

 高校生たちの青春ドラマを描いた普及の名作が「スラムダンク」です。現代でも、多くの人々に絶大な人気を誇っています。

 主人公は、湘北高等学校に通う高校1年生の桜木花道(さくらぎはなみち)、彼は手のつけられない不良であり、喧嘩に明け暮れる日々を送っていました。ある日、本作のヒロインともなる、赤木晴子に「バスケットはお好きですか?」と声をかけられ、バスケ部へ勧誘されます。彼女に一目惚れをした花道は、これをきっかけにバスケ部へ入部、彼がバスケへと奮闘する日々がスタートします。

 花道は、これまでバスケを一度も経験したことがないまったくの初心者。しかし、誰よりも努力を積み重ねて、バスケの才能を見出していきます。その成長する姿が、誰しもが感動するポイントの一つです。また、主人公の花道だけでなく、同じバスケ部で活躍する仲間一人一人の葛藤や挫折といった青春ストーリーが丁寧に描かれています。

 このように、スラムダンクは、作中で何度も胸アツの展開が登場する作品。高校生の若き少年たちが、努力し、葛藤し、挫折しながら成長するその姿は、思わず涙してしまうでしょう。心を奮い立たせる青春漫画を読みたい人は、ぜひスラムダンクを手に取ってみてください。

ホンダ「スティード400」

 そして、青春漫画として王道とも呼ぶべきスラムダンクの作中には、あるバイクが登場します。それは、バスケ部で花道の先輩である三井寿の友人の鉄男が乗っているホンダ「スティード400」で、ホンダのアメリカンバイクとして代表される車種のひとつです。

 ホンダのバイクは、性能や耐久性を重視されているモデルが多い中、スティード400のようなアメリカンタイプは、馬力や速度制限などの高性能に重点をおかず、見た目の豪華さやスタイルを重視しているのが大きな特徴です。しかし、壊れやすくしないためにも、エンジンなどは水冷を導入し、冷却機構をしっかりとすることで、他との差別化を図っています。

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 今回取り上げた青春漫画は、誰しもが一度は経験したことのある青春時代の淡い思い出が詰まった作品ばかりで、思わず胸がアツくなってしまうこと間違いなしでしょう。また、バイク好きにとっては、作品に少しでもバイクが登場すればそれだけで胸アツで、実際に乗りたくなる衝動に駆られることもあるでしょう。

 これを機会に、ぜひお気に入りの作品を見つけ、登場するバイクたちもチェックしてみてはいかがでしょうか。

【了】

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