カワサキ「Z H2」純正タイヤはピレリに決定! SBKで培った技術で足元をガッチリとサポート
ピレリは、カワサキが今夏に発売を予定しているハイパーネイキッド「Z H2」の純正タイヤとして「PIRELLI DIABLO ROSSO III」が採用されたと発表しました。DIABLO ROSSO IIIにはどのような特徴があるのでしょうか。
あらゆる面で“II”を凌ぐ“DIABLO ROSSO III”
ピレリは、東京モーターショー2019で発表され話題をさらったカワサキのハイパーネイキッド「Z H2」の純正タイヤとして「PIRELLI DIABLO ROSSO III(ピレリ・ディアブロ・ロッソ・スリー)」が採用されたと発表しました。

ピレリの発表によると、最高出力200ps/11000rpmを発揮する排気量998ccのスーパーチャージドエンジンを搭載したカワサキ「Z H2」では、フロントに120/70 ZR 17 M / C(58W)TL(K)、リアに190/55 ZR 17 M /のDIABLO ROSSO IIIが選択されたといいます。
レース用タイヤ「DIABLO SUPERBIKE」を頂点に展開されているDIABLOファミリーは、2002年にスーパースポーツに分類されるモデルに向けて導入されて以来、レーシングバイクからハイパースポーツに至るまでに幅広い市場をカバーし、急速に成長してきました。
カワサキ「Z H2」に採用されるDIABLO ROSSO IIIはスーパーバイク世界選手権(SBK)で培われたピレリならではのテクノロジーによって開発されたモデルで、新世代のスポーツタイヤとして前例のないハンドリングを実現。

よりソフトなトレッド(地面と接触する部分)を持つショルダー部を広くとるバイ・コンパウンド製法により、スタートから中間程度までのリーン・アングルで最高のグリップ力を発揮するといいます。
カワサキ「Z H2」だけではなく、ホンダ「CBR1000RR-R」やドゥカティ「パニガーレーV4」など、数々の高性能車に純正採用されているピレリDIABLOファミリーが、話題のハイパーネイキッドの性能をどこまで引き出してくれるのか、期待が掛かります。
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