カワサキがJ・レイ選手とパートナーシップを更新 さらなる高みを目指す
カワサキ・レーシング・チームはスーパーバイク世界選手権で活躍するジョナサン・レイ選手とのパートナーシップを更新しました。
絶対王者がカワサキとのパートナーシップを更新
カワサキ・レーシング・チーム(KRT)はスーパーバイク世界選手権(WSBK)で活躍するジョナサン・レイ選手とのパートナーシップを更新しました。
2015年からKRTのライダーとして参戦し、5年連続でWSBKチャンピオンを獲得してきたJ・レイ選手は、2019年のFIM世界耐久選手権シリーズ 鈴鹿8時間耐久ロードレースで優勝を飾るなど、華々しい結果を残してきました。
2020年シーズンにおいては、オーストラリアで開催された唯一のレースで1勝を挙げていますが、今回のパートナーシップ継続についてJ・レイ選手、KRTのGuim Roda監督、Kawasaki Motors EuropeのSteve Guttridgeレーシングマネージャーは次のようにコメントしています。
■J・レイ選手
「カワサキとKRTとの新しい契約を締結できたことをとても嬉しく思っています。我々の成功は、素晴らしいチーム、そしてプロジェクトのベースとなったNinja ZX-10RRに支えられています。これからも川崎重工のエンジニアやクルーと一緒にベストコンディションでレースに臨めるように頑張ります。
レースから遠ざかっていたこの期間は、勝ち続けたいという気持ちに火をつけ、自分のスキルとバイクのパッケージを向上させていきたいと思います。レースは決して立ち止まることなく、ライダーやメーカーは常に改善を続けています。今は、2020年のWorldSBKシーズンに集中してレースに臨むことができます。カワサキ、チーム、スポンサーの皆様に感謝しています」。
■KRT Guim Roda監督
「ジョナサンが再び我々と一緒に走れることをチーム全員が喜んでいます。これは長期的なプロジェクトであり、継続と成功は手を取り合って行われるものだということを関係者全員が理解しています。
ジョナサンはライダーとして、非常に稀有な才能を持っています。彼をKRTの一員として残すことで、さらに多くのWSBKとレースの歴史を作るチャンスを与えてくれることは間違いありません。彼のピットクルーとKRTのスタッフは、プロとして、そして個人として、この素晴らしい旅を一緒に続けられることを嬉しく思っています」。
■Kawasaki Motors Europe Steve Guttridgeレーシングマネージャー
「ジョナサンが2015年にカワサキと初めて契約を結んで以来、夢のようなパートナーシップを築いてきました。カワサキはグループとして、将来に向けて関係を発展させることに全力を注います。
ジョナサンは、彼の素晴らしいクルー、チーム、エンジニアとともに、成功のための完璧な組み合わせを持っています。彼のプロフェッショナリズム、レースへのアプローチ、そしてメンタリティは、レース成功のための青写真を明確にしてくれました。
これからも、共に歴史を塗り替え、記録を塗り替えていくことを目指していきたいと思います。カワサキファミリー全員、そして世界中のカワサキファンは、ジョナサンとの新たな複数年契約を歓迎し、この素晴らしい物語の次の章が展開されるのを目の当たりにして興奮しているでしょう」。
【了】