【ダカールラリー2022ステージ5】元MotoGPライダーのダニーロ・ペトルッチがステージ優勝

ダカールラリー2022のステージ5は、KTMを駆る元MotoGPライダーのダニーロ・ペトルッチ選手が優勝!

ペトルッチ選手、ダカールラリー初のステージ優勝

 ステージ5は、走行距離346kmのスペシャルステージ(以下:SS)となり、硬く岩の多い地面と終盤には50kmにわたって広がる砂丘が続きます。KTMを駆る元MotoGPライダーのダニーロ・ペトルッチ選手が、リヤドで行われる2つのループステージのうちの一つ目で見事ダカールラリー初のステージ優勝を飾りました。

KTMを駆る元MotoGPライダーのダニーロ・ペトルッチ選手
KTMを駆る元MotoGPライダーのダニーロ・ペトルッチ選手

 2位には、Monster Energy Yamaha Rally Teamのロス・ブランチ選手が入り、Monster Energy Honda Teamのホセ・イグナシオ・コルネホ選手は、前日までの走行から明らかに改善を見せ、スピードと巧みなナビゲーションでミスのない走りを見せ、ステージ3位となりました。リッキー・ブラベック選手は、ステージ首位と1分32秒差でフィニッシュ。総合のライバルから数分を取り戻し、ポジションを16位に上げています。

Monster Energy Yamaha Rally Teamのロス・ブランチ選手は2位
Monster Energy Yamaha Rally Teamのロス・ブランチ選手は2位

 パブロ・キンタニラ選手とホアン・バレダ選手は、砂嵐の中でコースを切り拓くという困難なタスクを負うことになりました。キンタニラ選手は総合順位で上位ポジションをキープしています。バレダ選手はレース中に転落し、明日のステージへの参加可能かは、まだ確かではありませんが、ラリー続行が可能であればキンタニラ選手とともには後方からのスタートとなり、今日失ったタイムを取り戻す走りが期待されます。

 総合首位は、GASGAS Factory Racingサム・サンダーランド選手、2位Red Bull KTM Factory Team マティアス・ウォークナー選手、3位Monster Energy Yamaha Rally Teamエイドリアン・ヴァン・ベヴェレン選手です。

■リッキー・ブラベック選手(ステージ4位/総合16位)

リッキー・ブラベック選手
リッキー・ブラベック選手

 休息日まであと1日となった5日目の今日は、とてもいい日になりました。今朝のスタートでは寒さの中、ナビゲーションにとても苦戦をし少し遅れを取ってしまいました。テクニカルの面ではさほど難しくはありませんでしたが、クイックノートやクイックターンがとても多くありました。60km地点まではなかなかスピードに乗ることができませんでした。僕にとって今朝は少しタフな時間となりましたが、なんとか給油ポイントまではたどりつき、給油後は再び調子を取り戻すことができました。そして荒れた砂嵐に遭い、視界不良の中で走行しました。レストデーまであと1日。最後までプッシュして戦います。

■ホセ・イグナシオ・コルネホ選手(ステージ3位/総合14位)

ホセ・イグナシオ・コルネホ選手
ホセ・イグナシオ・コルネホ選手

 ミスなくいいペースで走り切り、やっとしっかりとしたステージにすることができたので、今日はとてもいい気分です!高速でテクニカルなセクションもあり、岩場や砂丘から成る完成度の高いステージを楽しむことができました。ナビゲーションでミスすることなくとてもいいペースをキープすることができたので、とても満足しています。総合順位で少しタイムを取り戻すことができましたが、他のライダーたちもとても速いです。今日のような日がもう少し続けられれば、より前進することができると思います。

 明日はレストデー前最後のステージになり、間も無く心身共に休むことができそうです。しかしモチベーションは高く、僕としては今日のような日を続けていきたいと思っています。引き続き最大限の力で戦っていきます。

■ホアン・バレダ選手(ステージ21位/総合10位)

ホアン・バレダ選手
ホアン・バレダ選手

 今日はいいステージの一日になったと思います。今朝はずっと視界があまりよくありませんでしたが、いいペースでコースを切り拓いていけました。砂嵐に遭いロードブックの目印を探すのが困難でした。ほぼ見えない状況でした。それでもタイムをさほど失うことなく、給油ポイントまでたどりつくことができました。給油後の250km地点あたりで川に入り、その時リアタイヤが岩に当たり激しく転倒し、左鎖骨を打ったようです。チームメートのパブロ(キンタニラ)が助けてくれて復帰してレースを継続することができました。特に砂丘で苦戦をし、最後までたどり着くのはとてもたいへんでしたが、ステージの最終地点まで走り切ることができました。

■パブロ・キンタニラ選手(ステージ20位/総合6位)

パブロ・キンタニラ選手
パブロ・キンタニラ選手

 今日のステージはナビゲーションが複雑なステージでした。午前中は何度も方向転換があり、あまり視界もよくありませんでした。いくつかのセクターではナビゲーションにとても苦戦しました。給油ポイントまでいいペース走行できていました。その後ホアンに追いつき、共にプッシュしながら走行しましたが、砂嵐に遭い視界が悪い中ポイントを探しました。結果、ナビゲーションでのミスもなく、うまくいったと思います。コースを切り拓くタスクがあるということはタイムが落ちると予想をしていたので、後方のライダーたちに今日は任せようと思っていました。ナビゲーション面でもミスをしないことが重要だと理解をしていました。

 約250km地点で転倒したバレダを救助するために立ち止まりました。幸運にも彼はステージを最後まで走りきることができました。砂丘で日が高く、砂丘の高さがよく見えませんでした。そして最後にスペシャルステージのゴールを切ることができました。明日はまた新しい一日となり、新たなチャンスがやってきます。いいペースとスピードで走れているので、これから数日は総合タイムを削ることができるように戦略を考えなくてはなりません。まだダカールラリーは続くので、これからなにが起こるかわかりません。

※ ※ ※

 休息日前のステージ6は、首都リヤドの北西部を目指す2つ目のループステージの402kmのSSです。

【画像】ダカール・ラリー2022ステージ5の画像を見る(8枚)

画像ギャラリー

最新記事