ホントに初心者でも参加可能!? カワサキ主催の「Ninja ZX-25R」ワンメイクレース参戦レポート! 決勝レース編
レースデビューに最適な条件とは
初心者の参戦歓迎を謳っているレースで、上位を走っている比較的速い人たちに抜かれる時の怖さを、以前に何度も経験していた私は、左右どちらから、どんなラインで抜きにかかってくるのか分からない、後方のエンジン音に少し構えながらも、できるだけ邪魔にならないように自分のラインを走り続けます。

すると、目を三角にして必死になっているはずのトップ争い集団のひとりひとりのライダーが、きちんと私に対して安全マージンを取ってくれるだけではなく、手を上げるなど、私に挨拶をしながら抜いて行ってくれたのです。
しかも、それはトップ集団だけではなく、その後に続く全ライダーが同様。迷惑なレベルで遅すぎる速度で必死に走る私に気を使いながら、丁寧に抜いてくれました。
その後は、夢中で走っているといつの間にか雨も止み、各ポストのオフィシャルさんたちに見守られながら、事前に計算したとおり2周遅れとなる8周でチェッカーを受けます。
初心者がサーキットを走る際には、「変な動きをされる方が怖いから、遅くても後ろは気にせず、自分の道を走ればいい」とアドバイスをされることがほとんどですが、初心者である自分が参加できる環境なのだから、もちろん他にも初心者が走っていて、そういう人たちは自分の走りに必死で、前を走る初心者を上手く抜くことなんてできません。
そのため、実際にはさらなる初心者であるこちらが避けなければ、追突されていたなんて恐怖体験は日常茶飯事なのです。
私は上級者たちが口を揃えていう、そのアドバイスを守ったことで、転倒したところを避けきれなかった後続車に轢かれる大怪我をしたこともありました。
だから私レベルでも参戦できるのに、こんなにも安全に感じたレースは、本当に初めてです。

そして、その理由についてひとつ気付いたことがありました。
Ninja Team Green Cupには、レースデビューの初心者歓迎と謳っているにもかかわらずMFJライセンスが必要という、一見矛盾しているようにも感じる参加条件が定められています。
この、小さなハードルとなる条件が、真剣にレースをやってみたいNinja ZX-25Rオーナー仲間という、ひとつのボーダーラインになっているのではないかと感じたのです。そういう意味で、このNinja Team Green Cupはキチンとエントリーライダー向けにも考えられた、危険度の低い入門レースだと思いました。
ということで、来年はもう少し練習して参戦したいとリベンジを決意! レース翌日に、Ninja ZX-25Rを注文したので、続編に期待していてください。










