レーシングライダー羽田太河 2022年シーズン体制発表
昨年までCEVレプソルインターナショナル選手権やMotoGPのmoto2クラスに参戦していた、レーシングライダー 羽田太河選手のコラムがスタート!まずは、自己紹介と、今季のレース活動を報告してくれました。
3年ぶりの日本でのレース
皆さんこんにちは。レーシングライダーの羽田太河です。これから、バイクのニュースでレースレポートやコラムを書かせて頂くことになりました。
今回はその第1弾ということで、自己紹介と今季の体制について書かせていただきます。

僕が、バイクに乗り始めたのは3歳の頃。父親が、バイクを買ってきたことがきっかけです。幼少期から、バイクの音を聞くと大喜びするほど、バイクが大好きだったそうです。
そして、レースに参加している同年代の子どもたちを目にした際に、「僕もレースに出てみたい」といい出したことで、現在に続くレーシングライダーとしての道がスタートしました。
そして、ポケバイ、ミニバイクなどのレースを経て、高校を卒業した後は、世界一速いライダーになることを決意。周りの協力を得ながら、その夢を実現させるべく、必要 なトレーニングとレース活動を続け、2014年にはアジアロードレース選手権 UB130クラス ランキング2位を獲得!
2017年には、アジアロードレース選手権SS600クラスでランキング3位など、順調にステップアップ。2020年からはCEVレプソルインターナショナル選手権 Moto2クラスに参戦し、ランキング4位、2021年には3位で表彰台に乗ることもできました。

さらに、昨年はMotoGPのmoto2クラスにもスポット参戦を果たすなど、ライダーとして様々な経験を積み、2022年はMotoGPのmoto2クラスで優勝経験もある、長島哲太選手が立ち上げた「TN45 with MotoUP Racing Team」より、全日本ロードレース選手権 ST600クラスに参戦します。
TN45 with MotoUP Racing Teamは、長島選手が自分自身の経験をもとに、世界に再挑戦できるライダーを育てることをメインコンセプトに活動するチーム。

そしてST600クラスは600ccの市販車をベースとした車両でレースがおこなわれ、僕が乗るマシンはホンダ「CBR600RR」です。
ST600は、マシンの改造できる範囲もレギュレーションでかなり厳しく制限されている上に、タイヤもブリヂストン製のワンメイク。ほぼイコールコンディションでの争いとなるため、ライダーの技量が問われるクラスとなっています。

参戦台数も30台を越える、激戦のカテゴリ!終始、至る所で接戦のバトルを見ることができ、観戦するにも非常に楽しいクラスだと思うので、是非皆さんサーキットまで足を運んでもらえると嬉しいです。応援よろしくお願いします。












