美味しいアジフライを求めて走る旅 逗子『つく志』は地場食材を堪能できる老舗店だった

アジと言えばアジフライ! というライダーのために、美味しいアジフライを味わえるお店を紹介します。昭和26年創業の逗子「つく志」で「地魚フライ定食」をいただきました。

創業昭和26年の老舗、3種の地魚フライを堪能

 ポカポカ陽気に誘われて、湘南エリアの海岸線の道は平日でもバイクで走る人が増えてきました。筆者(増井貴光)もホンダ「CT110」で軽く走ろうかと、美味しいアジフライを求めてやってきたのは逗子です。

「つく志」でいただく「地魚フライ定食」(950円)。この日はアジ、ブリ、マスの3種。アジ以外は、その日の入荷状況で種類が変わる
「つく志」でいただく「地魚フライ定食」(950円)。この日はアジ、ブリ、マスの3種。アジ以外は、その日の入荷状況で種類が変わる

 相模湾に沿って走る国道134号が気持ち良いなぁ、と思いながら逗子海岸から「逗子駅」方面へ。駅の近くで食事がしたいと思っても、バイクを停める場所で苦労する昨今ですが、逗子駅近辺にはバイク駐輪場が数カ所あり、それほど困ることはありません。逗子市は、広いエリアからバイクや自転車で通勤、通学をする人が多いためでしょうか。

 駅や市役所に近い「逗子駅一般有料第2駐輪場」にバイクを停めました。駐輪場は原付(50cc)から原付2種(125cc未満)に限定している場合が多いですが、ここは排気量の制限がありません。とは言っても駐車枠はそれほど大きくないので、大型車には不向きです。

 駐輪場から徒歩で今回の目的地に向かいます。「新逗子通り」を京浜急行「逗子葉山駅」方向に向かうと、看板が見えてきました。昭和26年創業という老舗の居酒屋「つく志(つくし)」です。筆者が何度か訪れているお店で、何を食べても美味しいのです。アジフライも人気があるということで期待いっぱいです。

創業昭和26年(1951年)という老舗の居酒屋。現在の店主、藤枝さんは4代目
創業昭和26年(1951年)という老舗の居酒屋。現在の店主、藤枝さんは4代目

 昼の定食にアジフライはありませんが、アジを含め、その日に入荷した魚のフライの盛り合わせ「地魚フライ定食」を注文します。4代目店主の藤枝さんは、ホンダ「スーパーホークIII」や、カワサキ「ゼファー」などに乗っていたことがあり、今は「スーパーカブ」を所有しているそうです。懐かしいバイクの話をしつつ、手際よくフライを揚げていきます。数分で「地魚フライ定食」がやってきました。

 この日の「地魚フライ定食」は、アジ、ブリ、マスの3種類のフライです。アジはほぼ毎日あるそうですが、ほかの2種類は日によって変わるそうです。

 タルタルソースと辛子が添えられ、普通盛りのご飯とみそ汁、漬物がセットです。シンプルでいい感じです。早速、アジフライからいただきます。

サクサク食感の衣にふわふわの身。あっさりした味で醤油とも合う。夜は「あじフライ」単品でのオーダーもできる
サクサク食感の衣にふわふわの身。あっさりした味で醤油とも合う。夜は「あじフライ」単品でのオーダーもできる

 衣の揚げ色は薄めですがサクサク食感です。身はふわっと柔らかい。期待通り、直球で美味しいアジフライです。普段はソース派の筆者ですが、醤油で試してみると、これまた合います。タルタルはほかのフライに取っておいて、醤油でガシガシ食べてしまいました。もちろんブリもマスも美味しいです。ご飯はちょっと足りないくらいでしたが、お腹はいっぱいになりました。

 夜の居酒屋メニューには「あじフライ」があります。大きさによって半身が2枚か3枚で800円、ご飯やみそ汁もメニューにありますので、夜の「あじフライ定食」もお願いできます。近いうちにまた伺いたいと思います。

 食後は、店主の藤枝さんから教えていただいた葉山マリーナ近くの堤防へ行ってみます。駐輪場から「CT110」を出して海岸沿いに葉山町へ移動し、鐙摺(あぶずり)漁港の先にある「はやま港海の駅」の前にバイクを停めて、駐車場を通り抜けて堤防に向かいます。

「防波堤A・防波護岸」というのが正式名称なのでしょうか、アーチを潜って階段を上がると、そこは視界いっぱいに海が広がっているではないですか! そのまま先端まで歩きます。びっくりするくらい開放的で気持ちの良いロケーションです。途中には何カ所もベンチがあり、のんびりするにも良さそうです。

「防波堤A・防波護岸」の先端にある「葉山港A防波堤灯台」通称「赤灯台」。ヨットをモチーフに作られたデザイン灯台
「防波堤A・防波護岸」の先端にある「葉山港A防波堤灯台」通称「赤灯台」。ヨットをモチーフに作られたデザイン灯台

 先端には、船の舳先かヨットのセールのような、赤いモニュメントがありました。調べてみると灯台じゃないですか! 正式には「葉山港A防波堤灯台」で、通称「赤灯台」と呼ばれ逗子湾や葉山でマリンスポーツをする人に親しまれているそうです。葉山港は「日本ヨット発祥の地」ということで、ヨットをモチーフにしたそうです。ここはまた訪れてのんびりしたい場所です。

 美味しいアジフライを堪能して気持ち良い景色も見られました。大満足のランチランでした。

■つく志(つくし)
所在地:神奈川県逗子市逗子5-1-22
営業時間:11時から23時(月曜定休)
※営業時間、休日は変更となる場合があります

【画像】地場食材が味わえる、逗子「つく志」のアジフライを見る(20枚)

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Writer: 増井貴光

旅をライフワークにバイク専門誌などで活躍するカメラマンでコラムニスト。国内だけでなく、アメリカでランドスピードレースやドラッグレースの撮影を続けている。著書としてユタ州ボンネビルで最高速に挑戦するライダーを撮影した写真集『bonneville』と、ルート66を実際に走って撮影した『movin’on』がある。また撮影だけでなく、イベント等の企画・運営にも携わるなどその活動は幅広い。愛車はハーレーFLTRXS、ホンダXR250とCT110

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