Xトライアル第4戦もホンダの絶対王者トニー・ボウ選手が制す
Repsol Honda Teamトニー・ボウ選手の生まれ故郷近郊で開催されたXトライアル第4戦バルセロナ大会です。トニー・ボウ選手は、観客の期待に応え4連勝を飾りました。
16回目のタイトルに王手!
Xトライアル第4戦バルセロナ大会は、Xトライアル最大のスタジアムであるパラウ・サン・ジョルディで開催されます。Repsol Honda Teamのトニー・ボウ選手は、生まれ故郷モンテッサの近郊で行われた大会で、2022年Xトライアル4連勝を飾りました。前回2位に入ったガブリエル・マルセリ選手は、決勝進出ならず7位で大会を終えています。

今回で45回目となるバルセロナのインドアトライアルには、トニー・ボウ選手の華麗なライディングをこの目で見たいという4800人の観客がつめかけ、その期待は全く裏切られることがありませんでした。
8人が出走したラウンド1は、最初のトライとなるにもかかわらず、セクション難度が高く、ライダーは高度なテクニックを要求されました。トニー・ボウ選手は減点8点でこのラウンドのベストスコアをマーク。一方のマルセリ選手は減点23点で、わずか1点差でラウンド2への進出権を逃すことになりました。

ラウンド2もまた、ベストスコアをマークしたのはトニー・ボウ選手。トップスコアで決勝進出を果たしたトニー・ボウ選手は、ファイナルでTRRSのアダム・ラガ選手とBetaのマテオ・グラタローラ選手、2人のライバルを相手に善戦。ラガ選手に4点差、グラタローラ選手にはダブルスコアをつけて勝利しました。
Xトライアル4連勝を飾ったトニー・ボウ選手は、総合獲得ポイント87点、2位のラガ選手には30点のアドバンテージをとっており、ランキング首位をキープしています。

■Repsol Honda Teamトニー・ボウ選手(優勝)
とてもすばらしい夜になりました。今日はいくつかのセクションですばらしいライディングを披露できました。しかしファイナルの第3セクションで大きなミスをしてしまいました。バルセロナでの大会ということで、たぶん少し緊張していたのだと思います。不幸中の幸いだったのは、次のセクションがとても難しく、ここをうまく走ることで勝利を呼び寄せられると確信していたので、しっかりと対応しようと気持ちを切り替えられたことです。結果として勝利をつかむことができました。これで今シーズン4戦4勝、ボーナスポイントも1回逃しただけで、ほぼパーフェクト。とてもすばらしいシーズンを送れています。
ライバルのラガはすばらしい状態を維持していて、勝利することは常に簡単ではありませんが、タイトルへの道筋を確実に進めているのは大満足です。これでインドアはいったんお休みですが、半年後のアンドラも楽しみです。

■Repsol Honda Teamガブリエル・マルセリ選手(7位)
マドリッドでクラッシュした影響は間違いなくあります。その上で私自身の問題となる大きなミスがいくつかありました。神経質になっていたのかもしれません。メンタルコントロールは、私の課題となっています。体調的にもメンタル的にも、次のラウンドは今回よりもはるかに良くなると確信しています。
今回、100%のコンディションではありませんでしたが、それでもセミファイナル進出は見えていたと思います。しかし結果は結果、それがトライアル、なのでしょう。

■藤波貴久監督
ガブリーは、問題を抱えているのが明らかでしたから、このトライアルで苦しむのはわかっていました。しかし彼には十分な戦闘力がありますから、ラウンドを戦い進んで行けると思っていましたし、ラウンド2進出もあとわずかでしたので、残念な結果ではありました。しかし彼は今回のミスからまた多くのことを学び、その成果を次回大会で発揮できる確信もあります。ガブリーのポテンシャルは高く、もっともっとうまく戦い抜けるはずだと思っています。今後の予定としては、まずスペイン選手権への参戦となりますが、その前に、まずはケガをしっかり治さなければいけません。
トニーはやはりトニーです。ラウンド1での勝利に慢心せず、次のラウンドを念頭に置いてさまざまなトライをしていました。それがラウンド2、そしてファイナルでの勝利につながりました。これが、トニーを他のライダーとは別格にしているのだと思います。今回のトニーは新しいエンジンにどう対応できるかという課題がありましたが、結果を見れば、問題がなかったのは明らかです。この週末に向けて、熱心に仕事をしてくれたチームのみんな、特にマルセリの故障を癒やすべく尽力してくれた医療チームには感謝です。
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Xトライアル世界選手権は半年間の休暇に入り、次戦は10月8日に開催されるアンドラ大会です。アンドラは、トニー・ボウ選手が16回目のインドア世界タイトルを獲得する可能性があります。









