美味しいアジフライを求めて走る旅 房総半島『魚屋の磯料理まるとし』で黄金アジを堪能
アジと言えばアジフライ! というライダーのために、美味しいアジフライを味わえるお店を紹介します。黄金アジを求めて三浦半島から房総半島へ渡り、「魚屋の磯料理まるとし」を訪ねました。
念願の黄金アジ、東京湾フェリーで房総半島へ
美味しいアジフライを求めて、久しぶりに久里浜港(神奈川県横須賀市)から東京湾フェリーに乗って金谷港(千葉県富津市)に渡りました。この企画が始まって1年が経ち何度かニアミスはしているのですが、東京湾で獲れる黄金アジにまだ巡り合っていないことが気になっていた筆者(増井貴光)です。

東京湾のブランド魚にもなっている黄金アジは、房総や三浦半島などの根に付く真アジです。普通の真アジは回遊性とも言われ体色が黒っぽいのですが、根付きのアジは浅いところにいるせいか金色や黄色です。あまり移動しないことで身体が大きく、身が厚くなります。とくに金谷では名産となっていて、近辺には黄金アジが食べられる店が数件あります。
筆者が今回伺ったのは、東京湾フェリー金谷港乗り場から国道127号に出て3キロほど北上したところにある「魚屋の磯料理まるとし」です。バイクを停めようとお店に向かって左側にある駐車場に停めようとしたところ、バイクはお店を挟んで反対側(右側)の駐車場に停めるように言われました。周りに民家があるので、エンジンはすぐに切って欲しいとのことでした。

バイクを停めてお店に向かうと、平日の昼前で既に満席、外で順番を待ちます。お店は海に面しているので、天気が良い日は気持ちが良さそうです。10分ほど待って店内に入ります。
玄関から2階に上がり、海が見える座敷に案内されます。席についてメニューを見ると、黄金アジを使った料理やコースが目につきます。初黄金アジということで悩むこと15秒、直球で「黄金アジフライ定食」をお願いしました。ほかにも「黄金アジのなめろう」や「ホラ貝」に「大サザエ」など、美味しそうなものがいろいろあります。追加オーダーもあり? などと考えていると10分もかからずに「黄金アジフライ定食」が出来上がってきました。
さすが黄金アジ! デカい! 身が厚い! 追加オーダーしなくて良かったと思うほどのボリュームです。アジフライが2枚、付け合わせはキャベツとミニトマト。タルタルソースかと思ったのはマヨネーズでした。ご飯とみそ汁、冷奴と漬物が付きます。

さて、アジフライの揚げ色は濃いめ、衣はサクサク、厚い身は柔らかめですが旨味が詰まった美味しさです。普通のアジと比べて、大きさ、厚み、味の濃さ、どれも上回っています。ソースを少なめにかけて黄金アジの味を堪能します。美味しくてバクバクと食べてしまいます。食べ終えるのが名残惜しいアジフライでした。
食後は、お店から国道127号を南に戻ります。金谷港フェリー乗り場を過ぎて館山方面に5分ほど走ると、海側に横道があります。すぐに行き止まりになる道なのですが、ここに素敵なカフェがあるのです。海に面した岸壁の上に建つ「音楽と珈琲の店 岬」です。
名前の通り「明鐘岬」という岬の先端にあり、映画『不思議な岬の物語』の舞台になったという人気のカフェです。コーヒーはもちろん美味しいのですが、何と言ってもテラスから見える絶景が素晴らしいのです。手作り感溢れるお店の雰囲気も最高で、また来たくなるカフェでした。

美味しいコーヒーで人心地ついたところで、ぐるっと南房総を走って、バイクが気持ちの良いシーズンを楽しんで来ます。
■魚屋の磯料理まるとし
所在地:千葉県富津市萩生1303-2
営業時間:11時から16時(水曜定休)
※営業時間、休日は変更となる場合がります

Writer: 増井貴光
旅をライフワークにバイク専門誌などで活躍するカメラマンでコラムニスト。国内だけでなく、アメリカでランドスピードレースやドラッグレースの撮影を続けている。著書としてユタ州ボンネビルで最高速に挑戦するライダーを撮影した写真集『bonneville』と、ルート66を実際に走って撮影した『movin’on』がある。また撮影だけでなく、イベント等の企画・運営にも携わるなどその活動は幅広い。愛車はハーレーFLTRXS、ホンダXR250とCT110















