美味しいアジフライを求めて走る旅 久里浜港「漁師料理よこすか」は房総産のアジがフェリーで渡ってくるお食事処だった

アジと言えばアジフライ! というライダーのために、美味しいアジフライをいただけるお店を紹介します。横須賀市の東京湾フェリー久里浜港のりば近く「漁師料理よこすか」を訪れました。

魅力的でリーズナブルな魚介料理のメニューが豊富!

 美味しいアジフライを求めて、筆者(増井貴光)が愛車のホンダ「CT110」で向かったのは横須賀市の久里浜港、対岸の房総半島金谷港に渡る東京湾フェリーが発着する港です。いつもなら房総半島に渡ってアジフライを探すところですが、今回はフェリーには乗船せず、フェリーターミナルの先に行きます。そこにあるのは「天然温泉海辺の湯」です。と言っても温泉に入りに来た訳ではありません。この施設の1階にある「漁師料理よこすか」が目的です。

東京湾フェリー久里浜港のりばの奥にある建物が「天然温泉海辺の湯」と「漁師料理よこすか」
東京湾フェリー久里浜港のりばの奥にある建物が「天然温泉海辺の湯」と「漁師料理よこすか」

 建物に入ると、おみやげコーナーと2階の温泉入り口へ向かう階段があります。先へ進むと、通路の向こうにお食事処のバナーが見えます。どうやらそこが「漁師料理よこすか」のようです。

 広い店内の真ん中辺りに座り、早速メニューを広げると、海鮮丼や三崎まぐろなどの丼類、刺し盛りに寿司など、魚介料理が並んでいます。平日限定のランチメニューもバリエーション豊富な上にリーズナブルで魅力的です。

 筆者としては、目移りする前にフライのページに辿り着かなくてはいけません。数ページめくると、ありました! まず目に飛び込んできたのは「おばけ海老フライ定食」と「大穴子フライ定食」です。ネーミングからしてインパクトがありますが、どちらも25cmを超えるフライだそうです。

海鮮丼などの丼物から寿司、刺し盛りなど「漁師料理よこすか」は魅力的なメニューが豊富。フライの種類も多く目移りする
海鮮丼などの丼物から寿司、刺し盛りなど「漁師料理よこすか」は魅力的なメニューが豊富。フライの種類も多く目移りする

 おばけ海老と大穴子の誘惑を振り切って「房総アジフライ定食」を発見! しかし、三浦半島の横須賀なのに「房総」とは、頭に「?」が並びます。更に見て行くと「金谷の大アジフライ定食」という舟盛りのラスボス的アジフライまで出てきました。

 これは悩む! まさかここで悩むことになるとは思わなかった筆者(増井貴光)でした。お店の方に訊いてみると、この日の「金谷の大アジフライ定食」は黄金アジではないということでした。初めて訪ねたお店ということもあり、ベーシックに「房総アジフライ定食」(1595円)に決めました。どちらのアジフライも房総で水揚げされたアジをフェリーで運んでくるそうです。フェリーターミナルのすぐ近くという立地を活かしたお店でした。

 壁に貼られたPOPを見ていると、気になったのが土日祝限定の「貝焼き浜焼きバイキング」です。貝類などがバイキングで取り放題なのかと思ったら、それだけではなく「海鮮丼のネタのっけ放題!」だそうです。3200円でこれはかなりお得です。

 そしてメニューでもかなり推しの「かじめ」も気になります。これは定食にもついてくるようなので楽しみです。などと考えているうちに「房総アジフライ定食」がテーブルにやってきました。

「漁師料理よこすか」の「房総アジフライ定食」は1595円。ご飯の大盛りは無料。小皿に盛られた「かじめ」とみそ汁、小鉢、デザート付
「漁師料理よこすか」の「房総アジフライ定食」は1595円。ご飯の大盛りは無料。小皿に盛られた「かじめ」とみそ汁、小鉢、デザート付

 新鮮なアジを揚げたのが一目でわかる大きめなアジフライが2枚ドーンとお皿に乗っています。付け合わせはキャベツ、タルタルソースとレモン、辛子が添えられています。ご飯は小盛り、中盛り、大盛りと選べます。空腹だった筆者は、迷わず大盛りしました。小鉢とデザートのゼリー、みそ汁には推しの「かじめ」が入った小皿がセットになっています。

 この「かじめ」は、みそ汁に入れるよう言われました。特性だし醤油を少しつけてご飯に載せても美味しいそうです。みそ汁に入れて箸ですくってみると、粘りがすごい! 独特の食感で美味しいです。ミネラルや栄養素が豊富で身体にも良いそうです。

 さて、主役のアジフライに箸を入れます。衣の揚げ色は若干薄めでしょうか。サクサクと良い感じの揚げ具合です。脂の乗った身はフワッとしています。下味の塩味はうっすら効いていて、タルタルと良く合います。1枚目はタルタル、2枚目はウスターソースでいただきました。アジフライの王道的な、じつに美味しいアジフライでした。

 お店を出て、同じ建物内の「おみやげ市場」を覗いてみます。房総産の海産物をはじめ、お菓子などたくさんのお土産が並んでいます。ここで見つけたのは、海上自衛隊が金曜日に必ず食べるというカレー、それも自衛艦の名前が付いた「横須賀海自カレー」です。

 たくさんの種類の中から、一番強そうな「護衛艦きりしまポークカレー」と、筆者の友人が南極まで乗った「砕氷艦しらせ野菜カレー」を選びました。それに自衛隊限定緑茶「JSDF整列休め」を購入してお店を後にしました。

「おみやげ市場」で強そうなお土産を購入
「おみやげ市場」で強そうなお土産を購入

 ちょうど東京湾フェリーが出港したところで、対岸に見える房総半島に向かって進むフェリーが、バイクで走っている筆者からしばらく見えていました。気持ちの良い天気だったので秘密のビーチに寄り道して「JSDF整列休め」を飲んで一休み。リフレッシュして帰路につきました。

■漁師料理よこすか
所在地:神奈川県横須賀市久里浜8-17-23
営業時間:10時から18時、土日祝は19:30まで(不定休)
※営業時間、休日は変更となる場合がります

【画像】久里浜港「漁師料理よこすか」のアジフライを見る(18枚)

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Writer: 増井貴光

旅をライフワークにバイク専門誌などで活躍するカメラマンでコラムニスト。国内だけでなく、アメリカでランドスピードレースやドラッグレースの撮影を続けている。著書としてユタ州ボンネビルで最高速に挑戦するライダーを撮影した写真集『bonneville』と、ルート66を実際に走って撮影した『movin’on』がある。また撮影だけでなく、イベント等の企画・運営にも携わるなどその活動は幅広い。愛車はハーレーFLTRXS、ホンダXR250とCT110

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