どこから見てもカッコいいホンダの「ニダボ」に試乗するよ〜高梨はづきのきおくきろく。〜

毎月8の付く日は『高梨はづきのきおくきろく。』の掲載日です。ホンダの250ccスーパースポーツ「CBR250RR」を徹底的に見ていくよ。外観のフォルムもカッコいい「ニダボ」の魅力とは?

どこから見てもデザインがカッコイイ!

 皆さんこんにちは、高梨はづきです。

 今回はホンダ【CBR250RR】の試乗記をお届けするよ!

ホンダの250ccスーパースポーツモデル「CBR250RR」に試乗するよ
ホンダの250ccスーパースポーツモデル「CBR250RR」に試乗するよ

「CBR250RR」の読み方はシービーアール ニヒャクゴジュウ ダブルアール。名前のお尻にRが2つでダブルアールって読むんだけど、250ccのこのバイクのことは通称「ニダボ」と呼ばれてるんだって。ホンダのCBRシリーズでダブルアールがつく車種は、他にCBR600RRやCBR1000RRがあるけれど、それぞれ排気量になぞらえて「ロクダボ」「センダボ」って愛称がついてるんだとか。

 バイクに乗っている人の中でRR(ダブルアール)の話をすると、排気量は?とすぐに直結して質問が返ってくるくらい有名なシリーズなのに、わたし全然知らなかったの。しかも、ヤマハの車種にWR(ダブルアール)ってバイクが存在するんだよね。販売は終了してしまっているけど、同じダブルアールでも全く異なるバイクなのってなんか面白い。

「ダブルアール」について話していてすれ違い漫才みたいな状態になる場合があるんじゃないかニヤニヤしちゃう。それがフルカウルなのかオフロードなのかダブルアールについて話すときは確認が必要ってことだね(笑)

スペックは以前のモデルと変わらないものの新色が追加されたCBR250RR
スペックは以前のモデルと変わらないものの新色が追加されたCBR250RR

 さて、今年発売されたCBR250RRの2022年モデル。前モデルとスペックは変わらないものの、カラーリングが一つ増えたんだよね。だから追加されたカラー含めて全4種類のカラー展開になってるよ。

 新しく加わったカラーは東京モーターサイクルショーで展示されていたから、実車をすでに見ている人もいるかもしれないね。今回試乗させてもらったのはパールグレアホワイトのカラー。実は撮影日、バイクウェアブランド「IXON」の撮影だったんだ。その相棒として選ばれたのがCBR250RRのバイクなの。IXONのNEWジャケットとの相性はかなりベストマッチしてると思うんだけど、どうかな?白のボディが爽やかで、乗り手を引き立ててくれるような印象だったな。

 では恒例の足つきを見ていくよ!

シート高は790mmのCBR250RRに跨ってみると私の身長(158cm)で踵が少し浮き上がるくらい
シート高は790mmのCBR250RRに跨ってみると私の身長(158cm)で踵が少し浮き上がるくらい

 シート高は790mm。跨ってみると私の身長(158cm)で踵が少し浮き上がるくらい。見た目よりハンドル位置は垂れていなく、シートより上に配置してあるから凄い前のめり姿勢にはならなかった。このくらいしっかり足が降ろせたら前のめり姿勢でも安心して乗っていられるよね。

 …というか横から見たフォルムかっこいいなぁ。

 いつも乗ってる愛車(カワサキ・エストレヤ)はクラシックスタイルのバイクでカウルが付いてないから、CBR250RRみたいなフルカウルのバイクって憧れるんだよなぁ。

いくつかのカウルパーツで構成されているカウル
いくつかのカウルパーツで構成されているカウル

 しかもこのフルカウル、よく観察してみるといくつかのカウルパーツで構成されていて、レイヤーが立体感を演出してくれている。高級感があってとてもかっこいい!さらにタンクにまでカウリングが施されていて、肉付きを演出してるところもデザインが細かいなぁ。

 こういうフルカウルには単純なラインが引かれているようなデカールが多い印象だったけど、このCBR250RRはエアインテークにデカールが施されていて、奥行きを感じさせるデザイン。目の錯覚を利用した造りになっているんだけど、ボディが引き締まって見えるしシャープでいいよね。

音にもこだわった右側二本出しマフラーも迫力ある見た目だよね
音にもこだわった右側二本出しマフラーも迫力ある見た目だよね

 前年モデルからスペックは変わっていないとはいえ2022年モデルのCBR250RRにも41馬力の性能を誇るエンジンが搭載されているよ。調べてみると、馬力性能の高いバイクを250ccの排気量帯で見てみると上位をホンダのバイクがほぼ占めているんだよね。バイクの性能をとことん楽しむ人に特化しているみたい。

 見た目もさることながらエンジンも走りに全振りしているので、これまで乗ってきたフルカウルバイクのスペックと比べてもCBR250RRはかなりハイスペックなんだということがわかったよ!

走り出しから扱いやすいという印象

 この日はバイクを知るためにクローズドコースで走行できたわけではなかったから、走行性能を目一杯探究できた訳ではないんだけど、その限られた時間の中で行動を実際に走ってみた感想としては、走り出しは軽やかでかなり扱いやすいという印象だったよ。

初心者でも綺麗なライディングポジションも取れる親切なバイク
初心者でも綺麗なライディングポジションも取れる親切なバイク

 スタートはスーッと進んで、トルクもあるように感じたし、信号でのストップ&ゴーもストレスなし。中低速も工業地帯を軽く流した程度だけど、綺麗なライディングポジションが取れる優等生って感じ。初心者の人でもうまく乗りこなすことが出来る親切なバイクだったと感じたよ。ファーストバイクにCBR250RRを選ぶ人が多いと聞いたけど、その理由もなんとなく理解できた!クラッチも握りやすくて、握力の弱いひとでも疲れ知らずで一日乗っていられそうなくらい。

 シフトチェンジの感覚も試しながら、中高速からエンジンブレーキをかけてみたけど結構しっかり効いてくれる。初心者あるあるで、物理ブレーキばかり使いがちな方には是非エンジンブレーキでのスピード操作を習得してCBR250RRで試してみて欲しい!

コーナー手前でエンジンブレーキをかけてもしっかりと効いてくれる
コーナー手前でエンジンブレーキをかけてもしっかりと効いてくれる

運転が上手くなった様に感じられると思う。標準装備で物足りなくなってきたら、足回りのカスタマイズも出来るから成長に合わせて組み合わせていくのがいいかもしれないね。

共に成長していくバイクとして、これ以上ない相棒だと思うバイクだったよ!

それでは今回の記事はここまで!
また8の付く日にお会いしましょう〜!

高梨はづきTwitter『hapiちゃんねる』

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Writer: 高梨はづき/hapi

(役者/YouTuber)17歳で普通自動二輪免許取得し、当時の愛車はホンダCB400T。声優を目指して専門学校に入学後、勉学に専念するため同車を手放し一時バイクを離れる。2020年3月にカワサキ・エストレヤを購入し、数年ぶりにバイクの世界にリターン。声優活動を経て、現在は舞台役者・バイカーモデルとして活動中。同時に"hapi"名義でYouTubeチャンネルを開設、自身のバイクライフをマイペースに投稿してます!チャンネル登録お願いします!!

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