ワールド・ドゥカティ・ウィーク「Lenovo Race of Champions」参戦車「パニガーレV4S」すべての車両が数時間で完売
ドゥカティはミサノ・ワールドサーキット・マルコ・シモンチェリで開催したワールド・ドゥカティ・ウィークで行った「Lenovo Race of Champions」参戦車両の販売を行い、わずか数時間で完売したことを発表しました。
ドゥカティはミサノ・ワールドサーキット・マルコ・シモンチェリで開催したワールド・ドゥカティ・ウィークで行った「Lenovo Race of Champions」参戦車両の販売を行い、わずか数時間で完売したことを発表しました。

4年ぶりに開催され、今年で11回目を迎えたワールド・ドゥカティ・ウィークは、サーキット内外での各種セッション、ライディング・エクスペリエンス、ドゥカティ・ライダーやレジェンド・ライダーとの交流会など、3日間に渡って開催されたドゥカティ最大の祭典です。
パレードと並び、今回の目玉となったLenovo Race of Championsは、MotoGP、FIM スーパーバイク世界選手権(SBK)に参戦するドゥカティ・ライダーが一同に介したレースで、15人のライダーがライダーの所属するチームカラーに仕上げられた「パニガーレV4S」、5名のライダーが「パニガーレV2」で参戦。

全8周で行われたLenovo Race of Champions では、V4カテゴリーでDucati LenovoTeamのフランチェスコ・バニャイア選手、V2カテゴリーでイタリア人ライダーのフェデリコ・カリカスロ選手が優勝しています。
ドゥカティは7月25日よりLenovo Race of Championsに参戦した車両をオンライン販売しましたが、販売開始後数分でジャック・ミラー選手、フランチェスコ・バニャイア選手、ヨハン・ザルコ選手のバイクが売約済みに。その後、数時間で他のすべての車両が完売したといいます。

今回の発表に際し、ドゥカティのグローバルセールス&アフターセールス担当副社長のフランチェスコ・ミリシア氏は次のようにコメントしています。
「Lenovo Race of ChampionsのパニガーレV4 Sは、ユニークなコレクターズアイテムです。レースの世界的な成功が、その価値をさらに高めることになりました。
私たちは、最も熱心なお客様に優先的に販売することに決めました。オンライン販売は、ドゥカティスタの体験を拡大し、向上させるためにデジタルサービスを利用するという当社の戦略に沿ったものであり、今回は、世界中の誰もが同時にアクセスできるようにすることを目的としています。バイクの売れ行きの速さは、多くの人がこのプラットフォームのオープンを心待ちにしていたことを裏付けています。

ドゥカティは、世界中の膨大なファン・コミュニティを魅了し、楽しませ、その情熱を育むためにデジタル技術を導入した先駆者です。今回の販売により、世界中のファンにユニークで満足のいく体験を提供するためのデジタルサービスの戦略的性質が確認されました」。