レース知識ゼロでも楽しめる!? 初心者的鈴鹿8耐観戦の魅力とは

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、3年ぶりの開催となった鈴鹿8耐に、バイクレース初観戦のバイク女子ふたりを連れて、ピットを裏取材。そこで見えてきた、初心者向けバイクレースの楽しみ方を紹介したいと思います。

知識ゼロのレース観戦初心者でも鈴鹿8耐は楽しめる?

 今回取材に行ったのは、2022 FIM世界耐久選手権”コカ・コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース第43回大会。通称「8耐」と呼ばれる、EWC(世界耐久ロードレース選手権)の日本大会で、日本で開催されるロードレース大会のなかでは1番知名度が高く、人気のあるレースです。

 そんな世界レベルの耐久レースに、バイクのニュースでコラムを連載するふたりのバイク女子、小野木ちゃん(小野木里奈)とはづきちゃん(高梨はづき)を連れて、ピット裏取材に行ってきました。

初ピットウォークを楽しむ小野木ちゃん(小野木里奈)とはづきちゃん(高梨はづき)
初ピットウォークを楽しむ小野木ちゃん(小野木里奈)とはづきちゃん(高梨はづき)

 普段からバイクのニュースでの連載を読んで頂いている読者の人なら知っていると思いますが、ふたりは普段からバイクでの移動を楽しむバイク女子。しかし、サーキットはもちろん、本格的なレースを実際に見るのも初めてという、バイクレースの知識はゼロの初心者です。

 そんな彼女たちに8耐の魅力を伝えるには、どうすればいいのか。今回は、引率者的な立場で取材に行った私は、少し不安になりながらも、鈴鹿サーキットに到着したのですが、まずはプレス申請をするためにプレスルームへ向かう最中にある、ピットタワー前のドクターヘリに大はしゃぎするふたり。

 ロードレースは走行中にどんなアクシデントが起こるか分からないので、この規模のレースになると、常にドクターヘリが待機していることを伝えると、目をキラキラさせながら、自分たちのレポート用にメモを残したりする様子が印象的でした。

 ただパドックを歩いているだけでも、気になるものが盛りだくさんだったようで、チームの為に食事を作っているスタッフさんや、転倒して壊れたバイクにも興味深々。各チームのスタッフさんたちも、嬉しそうに説明してくれたので、ふたりはドンドン鈴鹿8耐の世界に引き込まれていったようです。

 そんなふたりのパドックでの様子を見て、今年はコロナ禍で販売されなかった「パドックパス」の重要性を再確認。ぜひレース観戦初心者にこそ、購入して楽しんで欲しいと改めて感じることができました。

ふたりのイチオシチームは#89 CLUB NEXT & Honda Dream TAKASAKI
ふたりのイチオシチームは#89 CLUB NEXT & Honda Dream TAKASAKI

 ピットウォークでは、#89 CLUB NEXT & Honda Dream TAKASAKIのマシンが一番カッコイイとはしゃぐふたりの姿に、何だかハッとした気持ちにさせられます。

 もちろん、CLUB NEXT & Honda Dream TAKASAKIのマシンデザインは、ブラックとエメラルドグリーンがバランスよく配置されていて、とてもクールなデザインに仕上げられていますが、事前知識を持っているとどうしても有力なトップチームにばかり注目してしまい、そのカッコよさに気付かずに通りすぎてしまうことも多々あると思います。

 また、チームの人が気さくに話しかけてくれたり、知識がないからこその的外れな質問をしても、一所懸命説明してくれたことも、心から楽しめた要因となったようで、様々なきっかけにより自分だけの推しチームを見つけることも、レース観戦初心者がレースを楽しむ方法のひとつだと、初心を思い出すことができました。

決勝レースは見ているだけでも大迫力
決勝レースは見ているだけでも大迫力

 そしてレース自体は、バイクレースはライダーがバイクを驚くほどの角度でバンクさせながら、激しい接戦を繰り返すので、何も知識がない状態でただ見ているだけでも大迫力であることは事実です。

 今回一緒に取材に行った初心者ふたりも、大興奮状態でモニターに映る国際映像やホームストレートを通り過ぎる実際のマシンを見ていましたが、さらにタイミングモニターに表示される数字の意味や見方を説明すると、少しずつレースのルールや面白さを理解することができたようで、ふたりからの質問が、どんどん8耐というレースの内容に沿ったものに変化していくのが感じられ、タイミングモニターの見方を説明してあげることも、レース観戦初心者がレースを楽しめるようになるために重要だと感じます。

 ちなみに、タイミングモニターはアプリ等でも見れるので、気になる人は鈴鹿サーキットのホームページなおで探してみてください。

※ ※ ※

 今回、レース観戦初心者のふたりと鈴鹿8耐の取材に行ったことで気付いたのは、レースが好きな私たちとまったくの初心者では、気になるポイントが全然違うということ。しかし、その疑問にどんどん答えてあげたり、実際にレースで戦っている姿、チームそれぞれの色々な事情に触れることで興味をもってくれること。さらには、何も分からない初心者でもレースを見れば感動させられるという魅力を、鈴鹿8耐は持っているということでした。

 バイクレース人気が低迷している日本ですが、見る機会さえあれば、きちんと説明してくれる人さえいれば、絶対に好きになる。今回は、その事実を確信できた3日間になりました。

これからバイクのニュースには、そんなふたり目線の8耐の魅力レポートが続々とアップされる予定なので、ぜひ楽しみにしていてください。

【画像】鈴鹿8耐の初取材を楽しむ小野木ちゃん(小野木里奈)とはづきちゃん(高梨はづき)を画像で見る

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