ヤマハ「トレーサー7」 スマホとの連携を可能にした最新モデル公開【EICMA2022】
ヤマハは、2022年11月8日から13日にかけてイタリア・ミラノで開催されたバイクの見本市「EICMA(エイクマ)」で「トレーサー7」の新型モデルを公開しました。
細部をアップグレードしより上質に
ヤマハは、2022年11月8日から13日にかけてイタリア・ミラノで開催されたバイクの見本市「EICMA(エイクマ)」で「トレーサー7」の新型モデルを公開しました。

クラス最軽量のスポーツツアラーとして欧州市場で販売されていた「トレーサー700」の後継機種として2020年に登場したトレーサー7は、日本市場へも導入されている「トレーサー9」の弟分に当たるモデルです。
欧州の排ガス規制EURO5に対応した排気量689ccの2気筒エンジンを搭載するトレーサー7の新型モデルでは、従来モデルからサイズアップしたφ298mmのフロントブレーキローターを採用。
併せてフロントフォークのセッティングや、伸側減衰力、プリロード調整機構も変更されています。
また、最新のトレーサー7では5インチのカラーTFT液晶パネルを採用したメーターが搭載されており、ヤマハのスマートフォン用アプリ「MyRide」をインストールすることでBluetoothを介して連携(着信や電子メールなどの情報をメーター上で表示)することも可能となっています。
なお、トレーサー7の上位機種であるトレーサー7GTでは、20リッターのサイドパニアケース、ハイウインドスクリーン、コンフォートシートを装備することで、ツーリング性能が高められています。