Brixton「Crossfire」シリーズ オーストリア・デザインの個性派モデルが日本に上陸
モータリスト合同会社は、オーストリアのKSR Group GmbHのバイクブランド「Brixton Motorcycles」のネイキッドモデル「Crossfire(クロスファイア)」シリーズの取り扱いを大阪、東京、名古屋のモーターサイクルショー後より開始します。どのような特徴を備えているのでしょうか。
ブランドのアイコンを取り入れた先進的なスタイル
モータリスト合同会社は、オーストリアのKSR Group GmbHのバイクブランド「Brixton Motorcycles」のネイキッドモデル「Crossfire(クロスファイア)」シリーズの取り扱いを大阪、東京、名古屋のモーターサイクルショー後より開始します。

2018年にイタリア・ミラノで開催されたバイクのの見本市「EICMA」(ミラノ国際モーターサイクルショー)でデビューしたBrixtonは、イギリスの伝統を生かしつつ、真にモーターサイクルを「楽しむ」ライダーに向けて作りこまれた新興バイクブランドです。
KTMのデザインを手掛けていることでも知られるオーストリアのKISKA出身のデザイナー、クレイグ=デント氏率いるRIDEによりデザインされたCrossfireシリーズは、BrixtonのXの文字をアイコンとしたモデルで、フューエルタンクに象徴的なXをデザインしつつ、ボディ構成にもXのエッジを生かしたスタイルを取り入れた個性低なシリーズで、計4車種がラインナップされています。

シリーズの末弟であり唯一の空冷エンジン搭載の原付二種モデル「Crossfire125XS」は、コンパクトにまとめられたボディながらもフューエルタンクはシリーズ共通のXをデザイン。前後12インチのタイヤにより敏捷なハンドリングを楽しむことが可能となっています。

また、同じ原付二種の「Crossfire125」では水泳エンジンを搭載した上で、上位モデルと同じく伸びやかなデザインのカフェレーサースタイルが取り入れられています。

水冷DOHC486cc二気筒エンジンを搭載するCrossfireシリーズの大型モデル「Crossfire500」では、KYB製アジャスタブル・サス ペンションや、スーパーバイク参戦マシンに装着されることで知られるJ.Juan製の前後ブレーキシステムを搭載。デビュー当時にヨーロッパのデザインアワードが与えられた伸びやかなデザイン、パワフルな走りが特徴となっています。

対してCrossfire500の兄弟車となる「Crossfire500X」においては、幅の広いハンドルバーや前後フラットなスタイルのシートを用意することでリラックスしたポジションを実現。共通のデザインながら異なるイメージを打ち出しています。

また、Crossfire500Xのクロスオーバー仕様となる「Crossfire500XC」においては、ストロークを伸ばしたサスペンションに19インチタイヤを組み合わせ、アップ・フェンダーを装備することでオフロード走行へ対応。タンクパッドにサイドゼッケンプレート、ウィンドシールドやクラッシュバー、ラジエーターガードなど豪華な装備が奢られています。
斬新なデザインのCrossfireシリーズの価格(すべて消費税10%込)は、125XSが39万6000円、125が60万5000円、500が110万円、500Xが115万5000円、500XCが129万8000円となっています。