全編ワンショットの“体感型”極限クライム・スリラー『ソフト/クワイエット』

92分の全編をワンショットで映像化! アメリカで社会問題化しているヘイトクライム(憎悪犯罪)の狂気をえぐり出す『ソフト/クワイエット』が、2023年5月19日(金)より全国公開中です。

人間のなかに潜む暗い闇

『ゲット・アウト』『セッション』でしられる映画製作会社<ブラムハウス>が新たに放つ『ソフト/クワイエット』は、大胆な撮影手法とセンセーショナルなテーマを融合させた衝撃的な問題作です。

『ソフト/クワイエット』(c) 2022 BLUMHOUSE PRODUCTIONS, LLC. All Rights Reserved.
『ソフト/クワイエット』(c) 2022 BLUMHOUSE PRODUCTIONS, LLC. All Rights Reserved.

——とある郊外の幼稚園に勤める教師エミリーが、「アーリア人団結をめざす娘たち」という白人至上主義のグループを結成します。教会の談話室で行われた第1回の会合に集まったのは、主催者のエミリーを含む6人の女性。多文化主義や多様性が重んじられる現代の風潮に反感を抱き、有色人種や移民を毛嫌いする6人は、日頃の不満や過激な思想を共有して大いに盛り上がります。

 やがて彼女たちはエミリーの自宅で二次会を行うことにしますが、途中で立ち寄った食料品店でアジア系姉妹との激しい口論が勃発。腹の虫が治まらないエミリーたちは、悪戯半分で姉妹の家を荒らすことを計画します。しかし、それは取り返しのつかない理不尽でおぞましい犯罪の始まりでした……。

 92分の全編をワンショットで映像化し、アメリカで社会問題化しているヘイトクライム(憎悪犯罪)の狂気をえぐり出す本作。このうえなくリアルな没入感と息づまる緊迫感に圧倒されずにはいられない、体感型クライム・スリラーに仕上がっています。

カワサキ「F9 BIG HONE」
カワサキ「F9 BIG HONE」

 常に攻めの姿勢で衝撃作を送り出す<ブラムハウス>を率いるのは、プロデューサーのジェイソン・ブラム。4月より公開中の長寿ホラーシリーズ最新作『ハロウィン THE END』の製作も務めていますが、同作ではカワサキのF9-Bを印象的にフィーチャーしていました。

『ソフト/クワイエット』(c) 2022 BLUMHOUSE PRODUCTIONS, LLC. All Rights Reserved.
『ソフト/クワイエット』(c) 2022 BLUMHOUSE PRODUCTIONS, LLC. All Rights Reserved.

『ソフト/クワイエット』は2023年5月19日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国公開中です。

『ソフト/クワイエット』予告編

【画像】『ソフト/クワイエット』の画像を見る(14枚)

画像ギャラリー

最新記事