70年代を代表する“逃がし屋”アクションが製作45周年記念で復活上映!『ザ・ドライバー 4Kレストア版』
リアルかつド迫力なカー・チェイスの凄まじさが炸裂する70年代を代表するハードボイルドクライム・アクション『ザ・ドライバー』が、製作45周年を記念して4Kレストア版で2023年10月13日(金)より順次ロードショーされます。
猛スピードの逃走と追跡、そして美女
ウォルター・ヒル監督(『48時間』『ストリート・オブ・ファイヤー』)によるハードボイルドなクライム・アクション『ザ・ドライバー』(1978年)が製作45周年を記念し、4Kレストア版で復活します。

——その男“ドライバー”はギャングや強盗の逃走を請負うプロの逃がし屋。彼のドライブ・テクニックは巧みでベテランのパトカーでさえも追いつけません。彼を執拗に追う“ディテクティブ[刑事]”は“ドライバー”の逮捕に異様な執念を燃やしています。そこで“刑事”は“ドライバー”に罠をかけるべく強盗と取引をします。しかし、それに気付いた“ドライバー”は逃走を図りますが、そこに“プレイヤー[賭博師]”という美女ギャンブラーが現れ……。
夜のロサンゼルスを舞台に、犯罪者を車に乗せて逃亡させる逃走専門の“ドライバー”と、それを追う“刑事”、そして妖しく絡む美女=“プレイヤー”。『ベイビー・ドライバー』のエドガー・ライト監督が「ダイヤモンドのように輝く、最高のミニマリスト映画」と絶賛する本作は、完璧な脚本、一瞬の隙も無いカメラワークに、リアルかつド迫力なカー・チェイスの凄まじさが融合した70年代を代表する1作であり、後の様々な作品に影響を与えた歴史的重要作です。
ウォルター・ヒル監督による監修で35mmオリジナルネガから4Kデジタルレストアされた新規マスターは色の再現度も素晴らしく、観る者を70’s LAの闇に誘い込むことでしょう。『バリー・リンドン』のライアン・オニール、タランティーノ作品でおなじみのブルース・ダーン、『アデルの恋の物語』のイザベル・アジャーニなど豪華キャストにも注目です。

もちろんクルマの活躍がメインとなる本作ですが、70年代のトライアンフ・ボンネビルも登場。あえて雑にペイントしたのか、あまり見かけないカラーリングなので見逃すことはないでしょう。

『ザ・ドライバー 4Kレストア版』は2023年10月13日(金)よりシネマート新宿・心斎橋ほか順次ロードショーです。