部屋ごと自然の中に移動させたような車中泊を実現!?日産が「キャラバン MYROOM Launch edition」を発表
日産が2023年10月11日、新たな車中泊のカタチを提案するモデル「キャラバン MYROOM」を発表するとともに、期間限定の特別仕様車である「キャラバン MYROOM Launch edition」の注文受付を開始しました。
自分のお気に入りの部屋ごと自然の中に持ち込んで、リラックスできるクルマ
2023年10月11日、日産が新たな車中泊のカタチを提案するモデル「キャラバン MYROOM」を公開するとともに、期間限定の特別仕様車である「キャラバン MYROOM Launch edition」の注文受付を開始しました。
同特別仕様車は、キャラバン MYROOMの魅力を最大限体感できる、MYROOM専用オプションが標準装備されています。
なお、Launch editionのデリバリーは、2024年2月以降が予定されています。

キャラバンMYROOMは、今年で誕生50周年を迎えた「キャラバン」をベースに、日常生活に追われる中で非日常を感じ、自然に触れて安らげる空間を求めるユーザーに向け、自分のお気に入りの部屋ごと自然の中に持ち込んで、リラックス(憩うこと)ができるクルマとして開発されたモデルです。
インテリアには木目をふんだんに使うことで「クルマの内装感」が徹底的に消され、シンプルでミニマルなデザイナーズホテルのような洗練された趣を実現。ベッドとテーブルを組み合わせることで、リビングルームモードやベッドルームモード、ダイニングルームモードと、車内を自在にアレンジすることが可能です。
具体的には、2列目の2in1シートは、用途に合わせて簡単にシートをアレンジすることが可能。自動車業界初となる、シート表裏で硬さが異なるクッションパッド構造が採用された同シートは、乗車移動時には程よい硬さで乗り心地が追求され、駐車時に後部座席側に反転させて使用する際には、柔らかなソファーのような座り心地が提供されます。
さらにバックドアを開ければ、車内で自然の景色を楽しみながらくつろぐこともできます。

車中泊用のベッドは、折りたたみベッド、MYROOM跳ね上げベッドの2つのパターンから選択可能。どちらもヘリンボーン生地が使用され、シンプルながらもリッチなクオリティが表現されています。
MYROOM跳ね上げベッドは、ワンアクションでベッド展開をすることができ、手を放してもしなやかに倒れ、手を挟むことなくベッドにすることが可能。折りたたみベッドは2分割になっているため、自由なアレンジをすることができます。
スライドテーブルは、好きな位置で固定したり、取り外したりすることができ、用途に合わせた活用が可能。2in1シートやスライドテーブルを活用することで、まるで部屋にいるかのようなリラックスした時間を過ごすことが可能です。

エクステリアは、ブラックグリルやブラックドアハンドル、ブラックドアミラー、ブラックスチールホイールなど、専用パーツを揃えることで外観の印象が引き締められ、MYROOMのオリジナルな雰囲気を演出。リヤクォーターウインドウとバックドアにはMYROOM専用ステッカーが用意されました。
ボディカラーは同モデルの専用色であるサンドベージュ/ホワイトの2トーンを始め、4色がラインナップされました。
さらに電気自動車「リーフ」で使用されていたバッテリーを再利用して開発した「ポータブルバッテリー from LEAF」からMYROOMに給電することで、電源のない場所でも、車内のAC100V電源を活用することができ、部屋と同じように過ごすことが可能です。
なおLaunch editionには、車内カーテン、ウッドブラインド、AC100V電源、スポット照明付きの木目調ルーフパネル、ロールスクリーン、ルーフサイド間接照明が標準装備となり、カーテンと同じ生地で制作された、キャラバン MYROOMオリジナルクッションも付属されています。
価格(消費税込)は折りたたみベッドバージョンが595万8700円から669万4100円、MYROOM跳ね上げベッドバージョンが613万4700円から714万100円です。