心臓の弱い方は要注意……

　2013年に実際にあった心霊現象を映画化し、全世界で460億円以上の興行収入の大ヒットを記録した『死霊館』。その世界観はシリーズ化され、全世界興行収入3000億円超えの驚異の数字を叩き出しました。そんな史上最恐の大ヒットホラー「死霊館」「アナベル」シリーズの最新作が、『死霊館のシスター 呪いの秘密』です。

——1956年、フランスで起こった神父殺人事件をきっかけに、世界に悪が蔓延。ある特殊な能力を持つ主人公のシスター、アイリーンは教会の要請を受けて事件の調査をすることに……。人々を救うため、命の危険をかえりみず祈りをささげるアイリーンは、ついに悪の元凶シスター ヴァラクと対峙します。果たしてアイリーンの祈りは神に通じるのでしょうか？ そして、本シリーズのすべての呪いとポルターガイストの元凶となった“シスター ヴァラク”の最恐の秘密と真相とは……？

「死霊館」「アナベル」シリーズの生みの親ジェームズ・ワンが製作を手掛け、“シスター ヴァラク”と対峙するシスターのアイリーンを『死霊館のシスター』に引き続きタイッサ・ファーミガが演じる本作は、10月13日の金曜日という、恐怖の作品に相応しい日に公開。さらに、今年は「死霊館」ユニバースの誕生10周年という記念すべき年でもあります。

『ソウ』シリーズや『ワイスピ』『アクアマン』などを手掛けてきたジェームズ・ワンは、恐ろしいホラー演出や激しいアクションで有名ですが、意外と彼の関わった作品にバイクはほとんど登場しません。ですが『ソウ』シリーズの8作目『ジグソウ　ソウ・レガシー』（2017年）には、アメリカンなホンダ車マグナ（VF700C）が登場……するものの、かなりのスプラッタ演出につながる役目なので要注意です。

『死霊館のシスター 呪いの秘密』は2023年10月13日（金）より全国公開中です。