ホンダ「CBR600RR」 排ガス規制に対応しつつ軽量化を果たした最新モデルを発表【EICMA2023】
ホンダは、2023年11月7日よりイタリアで開催されているバイクの見本市「EICMA2023」で「CBR600RR」の新型モデルを発表しました。
CBR1000RR-R FIREBLADEの血統を受け継ぐ4気筒スーパースポーツ
ホンダは、2023年11月7日よりイタリアで開催されているバイクの見本市「EICMA2023」で「CBR600RR」の新型モデルを発表しました。

2003年にCBR600Fの後継モデルとして登場したCBR600RRは、CBRシリーズの最高峰モデル「CBR1000RR-R FIREBLADE」を彷彿とさせるスタイリングを採用するスーパースポーツモデルです。
2020年に登場した現行モデルは、2016年以来不在となっていたホンダのミドルクラススーパースポーツを補填するモデルで、最高出力89kW/14250rpm、最大トルク63N・m/11500rpmを発揮する直列4気筒エンジンを搭載した車両で、最新の電子制御技術や空力性能技術を採用するなど、総合性能を高めつつも扱いやすく、“操る喜び”をより追求。

アルミ製スイングアーム付きツインスパー・アルミフレーム、41mm径のショーワ製SFF-BP 倒立フォーク、ショーワ製ユニットプロリンク・リアショック、ダウンフォースを強めるウイングレットを装備したカウリングにより、敏捷な旋回性と優れた安定感を両立したハンドリングを実現しています。
また、CBR600RRでは、CBR1000RR-R FIREBLADE譲りの6軸慣性計測ユニット(IMU)を採用し、電子スロットル制御、5つのライディング・モード、コーナリングABS、9レベルのHSTC(ホンダ・セレクタブル・トルク・コントロール)、ウイリー・コントロール、リア・リフト・コントロール、エマージェンシー・ストップ・シグナルのほか、電子制御ステアリングダンパー、アシスト/スリッパークラッチ、クイックシフターも標準装備されています。
なお、排ガス規制に対応しつつ1kgの軽量化を果たしたCBR600RR最新モデルは、日本での販売が予定されています。