絶望の世界でも一人闘う少女を独創的な世界観で描く『VESPER/ヴェスパー』

生態系が壊れてしまった地球を舞台に、独創的かつ美しい世界観で絶望の世界にあっても希望を捨てず、したたかに生き抜く少女を描くダーク・ファンタジーSF『VESPER/ヴェスパー』が、2024年1月19日(金)より全国ロードショーされます。

気鋭のクリエイターが描く唯一無二の世界観

 世界三大ファンタスティック映画祭の一つブリュッセル国際ファンタスティック映画祭で最高賞を受賞。監督たち自身が、「様々な植物や昆虫、水生生物をはじめ、『セサミ・ストリート』などで知られるジム・ヘンソンそして宮崎駿などに影響を受けた」と語る独創的かつ、美しい世界観が目を引くダーク・ファンタジーSFが『VESPER/ヴェスパー』です。

(c) 2022 Vesper - Natrix Natrix, Rumble Fish Productions, 10.80 Films, EV.L Prod
(c) 2022 Vesper – Natrix Natrix, Rumble Fish Productions, 10.80 Films, EV.L Prod

 舞台は生態系が壊れてしまった地球。一部の富裕層のみが城塞都市“シタデル”に暮らし、ほとんどの貧しい人々は危険な外の世界でわずかな資源を奪い合うように生活していました。そんな外の世界で寝たきりの父と二人で暮らす13歳の少女ヴェスパーは、ある日危険な森の中で倒れている女性カメリアを発見します。

 シタデルの権力者の娘であるという彼女は、共に墜落した飛行艇に乗っていた父親を探してほしいとヴェスパーに頼み込みます。もしかするとシタデルへの道が拓けるかもしれないと、父の制止を振り切ってカメリアの頼みを聞き入れるヴェスパー、しかし辺り一帯を支配する残忍なヴェスパーの叔父ヨナスもまた、墜落した飛行艇の行方を追っていて……。

 ヨーロッパ発のインディペンデント映画ながら、才気溢れるクリエイターコンビ、クリスティーナ・ブオジーテとブルーノ・サンペルが生み出した独創的かつ魅力的な世界は、世界三大ファンタスティック映画祭の一つブリュッセル国際映画祭で最高賞(金鴉賞)を受賞しただけでなく各国の映画祭を席巻。映画批評サイト「Rotten Tomatoes」でも実に91%支持というハイスコアを獲得(2023年10月17日現在)し注目を集めています。

 主演を務めたのはティム・バートン監督の『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』、アカデミー賞受賞作『博士と彼女のセオリー』など、若くして名だたる作品に出演経験のある新鋭ラフィエラ・チャップマン。ほかにエディ・マーサン、リチャード・ブレイクといった実力派キャストが脇を固めます。

 リチャード・ブレイクといえば、クセのある人物や悪役を演じる印象が強い俳優で、クリストファー・ノーラン監督の「ダークナイト」三部作の第1作目『バットマン ビギンズ』で演じた犯罪者役も印象的でした。彼の犯した犯行が結果的にバットマン誕生の道筋を作り、後に特殊バイク「バットポッド」を生み出したと思うと感慨深いものがあります。

(c) 2022 Vesper - Natrix Natrix, Rumble Fish Productions, 10.80 Films, EV.L Prod
(c) 2022 Vesper – Natrix Natrix, Rumble Fish Productions, 10.80 Films, EV.L Prod

『VESPER/ヴェスパー』は、2024年1月19日(金)より新宿バルト9ほか全国ロードショーです。

『VESPER/ヴェスパー』予告編

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