自分のバイクは満タンで何km走れるか、知ってますか?
とくに高速道路での「ガス欠」に注意!
もし高速道路を走行中にガソリンが少なくなって「給油機マーク」や燃料計の最後の目盛りが点滅したら、迷わず次のSA(サービスエリア)で給油しましょう。
高速道路のSAは、おおむね50kmの間隔で設置されています。燃料警告灯が点灯(または点滅)したタイミングにもよりますが、ひとつSAを通過してしまうと、その次のSAに到達する前に「ガス欠」してしまう危険があるからです。
燃料計の目盛りは、当てにならない!?
ちなみに、バイクの燃料計は従来のアナログ式か現行のデジタル表示かに関わらず、誤解を恐れずに言えば、あまり正確ではありません。

燃料計は、燃料タンクの中に備えた「浮き」がガソリンの量(ガソリン油面の高さ)を計測し、電気信号でメーターの燃料計を表示しています。ただしバイクの燃料タンクは複雑な形状をしているため、浮きの高さでガソリンの量を正確に測るのは少々難しいのかもしれません。
そのため、たとえば燃料計が半分(満タンで6個点灯する目盛りであれば、そのうちの3つが点灯)を表示していても、実際のガソリンの量が満タンの半分とは限らないのです。
満タンに近いうちは燃料計の残量がなかなか減らず、後半になったらけっこうハイペースで減っていくので焦った……という経験のある方もいるのではないでしょうか。
その意味では、走行距離と実際の燃費でガソリンの使用量を計算し、燃料タンクの容量から引いた方が、比較的正確に残りのガソリンの量を知ることができます。
停車中に燃料計を確認する際は、車体を真っ直ぐに起こした状態で見るのがセオリーです(直立させてから数十秒経過してから確認)。サイドスタンドで車体が斜めになっていると、ガソリンの油面も斜めに傾くため、「浮き」で計測している燃料計が不正確になるからです。
反対に走行中は、街中やツーリングなど一般的な走りなら車体はほぼ直立しているので、そのまま確認して問題ありません。
Writer: 伊藤康司
二輪専門誌『ライダースクラブ』に在籍した後(~2005年)、フリーランスの二輪ライターとして活動中。メカニズムに長け、旧車から最新テクノロジー、国内外を問わず広い守備範囲でバイクを探求。機械好きが高じてメンテナンスやカスタム、レストアにいそしみ、イベントレース等のメカニックも担当する。







