バイクのステップに付いている、あの「棒」はナニ?

外国車では非装備のロードスポーツも

 国産ロードスポーツ車は総じてバンクセンサーを装備していますが、外国車は非装備のモデルも少なくありません。

ドゥカティ「パニガーレV4S」のステップに、バンクセンサーは装備していない
ドゥカティ「パニガーレV4S」のステップに、バンクセンサーは装備していない

 たとえばイタリアのドゥカティは、クルーザーの「ディアベル」シリーズのみが小さな突起状のバンクセンサーを備えていますが、他のモデルは非装備です。

 ドゥカティのバイクは総じてバンク角が深く、サーキット走行なども想定しているため、スポーツ度を高める上で敢えて装備していないものだと考えられます。

アスターパーツのステップキットは、バンク角が増える……のか?

 近年はロードスポーツ車用に様々な「ライディングステップ」や、昔ながらの「バックステップ」の名称でアフターパーツが販売されていますが、これらのステップキットはバンクセンサーがついていないモノが主流です。

 そしてステップバーがノーマルより高い位置になる製品も少なくありません。そのためノーマルよりもバンク角が増えたように感じますが……それはバンクセンサーやステップが接地しないだけで、フレームやエンジンなど、車両本来のバンク角が増えたワケではありません。

 したがってバンク角を深めたらゴリっとエンジンカバーが接地してそのまま転倒……という危険もあるので、くれぐれも傾け過ぎには注意しましょう。

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Writer: 伊藤康司

二輪専門誌『ライダースクラブ』に在籍した後(~2005年)、フリーランスの二輪ライターとして活動中。メカニズムに長け、旧車から最新テクノロジー、国内外を問わず広い守備範囲でバイクを探求。機械好きが高じてメンテナンスやカスタム、レストアにいそしみ、イベントレース等のメカニックも担当する。

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