ウイリーの角度も制御!? 獰猛にもほどがあるKTM 1390 SUPER DUKE R EVO!

最新フラッグシップは1350ccに!

 フラッグシップモデルは2024年式にて『1390スーパーデュークRエヴォ』へと進化しました。75度V型2気筒エンジン「LC8」は『1290スーパーデュークR』では1301ccだった排気量を1350ccにスケールアップ。71mmのストロークをそのままにボアを2mm拡大し、110mmとしています。

75度V型2気筒エンジン「LC8」は、排気量を1350ccにスケールアップ!
75度V型2気筒エンジン「LC8」は、排気量を1350ccにスケールアップ!

 猛獣を意味する「THE BEAST/ザ・ビースト」のサブネームも伊達ではありません。スロットルボディを56→60mmに拡げ、インジェクターを改良。ラムエア効果を高める新エアボックスなどによってピークパワーを10PS引き上げ、最高出力は190PSに達します。

まるでエイリアン

 見るからに獰猛、果たして言うことを聞いてくれるのでしょうか。ウェットコンディションの中、箱根で乗ってみます。

縦2灯LEDヘッドライトにはレンズカバーがなく、ポジション&デイタイムランニングライトで囲っている
縦2灯LEDヘッドライトにはレンズカバーがなく、ポジション&デイタイムランニングライトで囲っている

 実車を見ると、大柄で迫力満点。縦2灯LEDヘッドライトにはレンズカバーがなく、ポジション&デイタイムランニングライトが囲っています。エイリアンのような面構えで、睨みを効かせているではありませんか。

 ライトの光量は環境によって明るさを自動調整。暗くなるにつれて明るさを増し、トンネルに入れば瞬時に前方を照らします。

ライポジはコンパクト

 跨ると、ホールド性に長ける一体感のあるライディングポジションで、意外なほどにコンパクト。アップハンドルのグリップはライダー側に引き寄せられ、ステップは膝が軽く曲がる自然な位置にあり、窮屈さはありません。

 シートの座面はグリップ力があり、加速によってお尻が滑ってしまうなんてこともない。ニーグリップがしやすく、気持ち的にもスポーツライディングに誘われます。

シート高は834mmと高めで、身長175cmの筆者(青木タカオ)の場合、片足立ちならシューズの底が地面にしっかりと届くものの両足をおろすとカカトが浮き、つま先立ちになる
シート高は834mmと高めで、身長175cmの筆者(青木タカオ)の場合、片足立ちならシューズの底が地面にしっかりと届くものの両足をおろすとカカトが浮き、つま先立ちになる

 車体を引き起こすとスッと軽い。大排気量車であるにも関わらず、車体重量はガソリンを抜きにして200kg。シート高は834mmと高めで、身長175cmの筆者の場合、片足立ちならシューズの底が地面にしっかりと届くものの両足をおろすとカカトが浮き、つま先立ちになります。

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