やっぱりベスパはクラシックなスタイル! 用途広がる軽二輪枠なら言うことなし!!
伝統のスタイルに先進的な機能を融合
トラディショナルなスタイルと雰囲気を残しつつ、最新型では高級感がさらにあり、機能性に長けています。

メーターはオーソドックスな指針式の速度計を扇状に配置しつつ、その下に液晶ディスプレイをレイアウト。燃料計や燃費、時計、オド/トリップ、水温計などを備え、キーレスエントリーも採用するなど先進的な装備を誇ります。
アイドリングストップ機構が備わる排気量155ccの水冷4ストSOHC4バルブ単気筒エンジンは、穏やかなパワーフィールで扱いやすく、スムーズに加速していきます。

最高出力15.6HP/8250rpm、最大トルク15Nm/6500rpmは充分なスペックで、実際の市街地走行でも不満は感じません。
直進安定性に優れるハンドリングで、コーナー進入時にアンダーステア気味であることを感じますが、慣れてしまえば荷重移動で、前後12インチの足まわりを持つ車体を軽快にパタンと寝かせていくことができます。
腰高で重心位置が高く、それもまたどことなく優雅な気分にさせてくれます。片持ちリンクアーム式の油圧フロントサス、ツインショック式のリヤサスペンションは、いずれも減衰力を強めに効かせたセッティング。
大きなボディサイズと剛性の高いスチール製モノコックボディ、硬めのクッションを用いたシートもあいまって、スピードレンジが上がっても乗り心地がとても良く、落ち着いています。

高速道路を使った郊外へのツーリングもOK
日本では軽二輪クラスとなり、高速道路を走ることも可能。クルマの流れが速い欧州の幹線道路でも、無難に走れるよう設定されているのでしょう。
試乗車には防風効果の高い純正オプションのウインドスクリーンも装着され、なおさらクルージング性能が秀逸です。都市高速や短い距離なら高速道路も快適にこなすでしょう。
シート下の収納スペースが足りなければ、純正オプションのトップケースを追加することもできます。パッセンジャーはバックレストに寄りかかることができ、タンデムでもコンフォート性は高く、休日には郊外へパートナーとツーリングへ出かけるのも間違いなく楽しいはず。そんなときもまた、高速道路を利用できる「150」であるメリットを感じられるでしょう。

Writer: 青木タカオ(モーターサイクルジャーナリスト)
バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。自らのモトクロスレース活動や、多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク技術関連著書もある。


















