人生最後の上がりバイクにしてもいい! カワサキの大型ネイキッドモデル『Z900RS』に試乗するよ〜高梨はづきのきおくきろく。〜
毎月の8日がつく日は『高梨はづきのきおくきろく。』。2018年から6年連続ベストセラーを記録しているカワサキの大型ネイキッドモデル「Z900RS」のデザイン、走りを徹底的に紐解いていくよ。
大人気カワサキ『Z900RS』をお届け
皆さんこんにちは、高梨はづきです!
本日は大型自動二輪界で最も売れている大人気カワサキ『Z900RS』をお届けしていくよ!

Z900RSは、2018年に登場してから6年連続で大型バイク市場でのトップセールスを記録している大人気バイクだよ。
不動の人気を誇るのには理由があって、カワサキのZ1という伝説的なバイクを現代版にオマージュして造られたのがZ900RSなんだよね。当時のバイクが忘れられない人にとっては「見たい」「知りたい」「乗ってみたい」の三拍子が襲う魅力的なバイクということで、わたしも街中でよく見かけるから、ずっと気になっていたよ!
では、見た目からチェックしていこう!
外観は、Z1のクラシカルな見た目を残したまま、肉付きのいいモリっとしたスタイリングになっているように感じるね。サイドから見たディテールはZ1の面影があって、まさに生まれ変わりっていう感じ。こういうのをネオクラシックモデルというんだけど、生まれ変わりすぎないところも人気の秘訣があるのかな。

あと気になるのは4気筒エンジンってところだよね。わたし自身、これまで4気筒の大型バイクに乗る機会が少なかったから、久しぶりに試乗できるのが楽しみだった!
Z900RSのカラー展開は3種類で、ブラックピンストライプ、ブルー/ブラック、そして今回わたしが乗ったキャンディトーンレッドが揃っているよ。キャンディトーンレッドは渋くて深みを感じられる大人な雰囲気だよね。これは2024年のNEWカラーなんだけど、Zシリーズのシンボルである流れるようなツートンカラーの”火の玉”デザインで、Z1時代の象徴がそのまま受け継がれているのも人気の理由なんだね。
レーサーレプリカ全盛の時代に造られたZ1は、性能面にも注力したバイクだったみたいだね。登場してから6年間首位を維持するほどのバイクがどれほどのものなのかとっても気になる!あ、ちなみにZ900RSのことをZ900と呼ぶとZ1やZ2を思い浮かべてしまう人が多いからRSと略して呼ぶ人が多いみたいだよ。なので以下RSと呼ぶことに。
では、またがってみよう!
シート高800mmは、わたしの身長(158cm)で両足のつま先が着く感じ。車重215kgでタンク容量はたくさん入る17Lなのだけど、タンクが大きいとそれだけで大型の貫禄を感じるね。

全体的に中心にキュッと詰まっているバランス感で、またがった上からバイクを眺めると、シートからハンドルにかけてフワッと横に膨らんでいるので、コロコロッとしたかわいい印象を持ったよ。大型車両は扱いやすさと取り回しの良さなど非力な女性は特に気になるところだけど、スタンドを払わないままでも、わたしの筋力で車体を片足で起こせたから最初の課題はクリアだね。