この味ハイレベル!! 横須賀市野比の『なるみ食堂』へ 美味しいアジフライを求めて走る旅
アジと言えばアジフライ! というライダーのために、美味しいアジフライを味わえる店を紹介します。横須賀市の京急「YRP野比駅」近く、『なるみ食堂』を訪れました。
駅近くだけど佇まいはひっそり、まるで隠れた名店
美味しいアジフライを求めて、筆者(増井貴光)がやって来たのは神奈川県横須賀市です。国道134号を久里浜から三崎方面に向かうと、「YRP野比」という京急久里浜線の駅が出てきます。「なんで駅名にアルファベットが付くのだ?」と調べてみると、「YRP」は横須賀リサーチパークの略称で、情報通信分野などの研究開発拠点なのだそうです。施設は「YRP野比駅」からバスで7分ほどの丘陵地帯にあるので、駅の周りはハイテク施設とは関係なく普通の街並みでした。そんな中にあるのが今回の目的の店「なるみ食堂」です。

愛車のホンダ「CT110」を店の前に停めて「なるみ食堂」に入ります。店内はカウンター席、座敷とテーブル席がひとつずつです。
カウンター席に座り、黒板に書かれたメニューを見ていきます。刺身に天ぷら、ヒレカツなどの定食と、海鮮丼やまぐろ漬けなどの丼物、それに「おまかせ」があります。
「本日のおまかせ」は、「刺身」がまぐろとイトヨリ鯛、「焼物」が鯵、「揚物」がカマスフライでした。
さらに他の黒板を見ていくと「釣物定食!!!」とあります。こちらは店主が東京湾で釣ってきたタチウオとアジを使っている、筆者が求めていた定食です。
アジは刺身となめろう、アジフライがセットの「アジづくし定食」に「刺身定食」、「タタキ定食」、「漬け丼」、「天ぷら定食」、そして「アジフライ定食」です。「アジづくし」と「アジフライ」で悩みますが、ここは「アジフライ」を堪能するべく「アジフライ定食」をお願いします。

黒板をよく見ると「だいたい釣物定食!!!」と、「だいたい」と書いてあるではないですか! 女将さんに聞くと、「だいたい」はご主人が釣っているということでした。
出入口近くの黒板もそうですが、タチウオやアジのリアルなイラストも描いてあってオーダーしたくなります。なんてことを考えていると「アジフライ定食」が出来上がってきました。

















