バイク乗りも歓迎!! 津久井浜の海岸沿い『umauma』で特大2枚の定食を堪能! 美味しいアジフライを求めて走る旅
アジと言えばアジフライ! というライダーのために、美味しいアジフライを味わえる店を紹介します。神奈川県横須賀市津久井浜の国道134号沿いにある『umauma』を訪れました。
春を迎えに三浦海岸へ。看板に釣られてアジフライ三昧だった1日
美味しいアジフライを求めて、筆者(増井貴光)が愛車のホンダ「XR250」で走って来たのは神奈川県横須賀市の津久井浜です。この日は、三浦海岸で河津桜が咲く頃に開催する「三浦海岸桜まつり」が始まったということで三浦海岸を目指しています。

朝方は肌寒かったものの「ラフ&ロード」の「WSプリマロフトウォームパーカー」のおかげで身体が冷えることもありません。
会場に着く前に腹ごしらえしようと横須賀市内方面から海岸沿いの国道134号を走ってくると、三浦市に入る少し手前で「バイカーの人もどうぞ!!」と書いてある看板を発見しました。
駐車場にバイクを停めて窓に貼ってあるメニューを見ると、「あじフライ定食」があるではないですか! しかも「特大!」と書いてあります。これは食べない選択肢はありません。
店の名前は「umauma」です。店内に入るとカウンターとキッチンが見えます。昼時には少し早く、まだ客はいないようです。イートインと伝えると、奥の2つあるテーブル席に案内されました。
オーダーは、一番人気の「からあげ」も気になりますが、「あじフライ定食」の2枚にしました。アジフライは1枚か2枚かを選ぶことが出来ます。メニューを見ていくと「具だくさんおむすび」も美味しそうです。
店の窓からは、海と房総半島が見えます。景色を眺めながら数分経ったところで「あじフライ定食(2枚)」が出来上がってきました。
想像以上に大きいアジフライが2枚、ドーンと皿の上に重なっています。キャベツの千切りとレモン、別容器でソースとキャベツ用のドレッシングが添えてあります。これに小鉢が2つとご飯、味噌汁で「umauma」の「あじフライ定食(2枚)」です。

早速、アジフライからガブっといただきます。「特大!」とあったので予想はしていたのですが、想像以上に大きくて厚いアジフライです。衣はちょっと厚めでサクサク、身はホクホク食感。アジの旨みが濃厚です。
この日の小鉢はコールスローとレンコンのきんぴらで、箸休めに良い感じです。味噌汁の具はキャベツで、トロっとして甘味が強く美味しい!
特大アジフライを2枚食べてお腹いっぱい。美味しい味噌汁で身体もお腹も温まっています。
店長の菱沼さんは、キッチンカーから居酒屋経営を経て、2024年に「umauma」をオープンしたそうです。野菜は地物を多く使い、味噌汁のキャベツも三浦名産のキャベツだそうです。
駐車場はクルマ3台分あり、バイクも大歓迎とのこと。次回は人気のからあげを食べるぞ~と、「umauma」から三浦海岸に向かいます。
10分ほどで「三浦海岸桜まつり」の会場になっている「小松ヶ池公園」に到着しました。河津桜の開花にはまだ少し早かったようで、京浜急行の線路に沿って桜並木を走っていくと三浦海岸駅に出ました。こちらにも「三浦海岸桜まつり」のテント村があり、三浦の名産をはじめとするいろいろな出店がありました。

コーヒーでも飲もうかと店を覗いていくと、メニュー看板に「アジフライ」と書かれた店を発見。しかも小さく「黄金」と書いてあります。店の方に聞いてみると、以前に取材した横須賀漁港の「はま蔵」の出店でした。
桜を探しながら多少歩いてお腹に余裕もできたので、「黄金アジフライ」を注文します。するとキッチンカーの中の板前さんが、その場で揚げています。出来立て熱々の黄金アジのフライがイベントで食べられるなんて感激です。
後から来た女性客は、以前に違う場所で食べて美味しかったと「ふぐの唐揚」と「アジフライ」をオーダーしていました。お裾分けで「ふぐの唐揚」をいただきましたが、これがまたあっさり味に塩が効いていてとても美味しい。
この日は美味しいアジフライ三昧で、ホカホカ気分で三浦海岸を後にしました。
■umauma
所在地:神奈川県横須賀市津久井2-3-2
営業時間:10時から15時(月・火曜定休)
※営業時間、休日は変更となる場合があります

Writer: 増井貴光
旅をライフワークにバイク専門誌などで活躍するカメラマンでコラムニスト。国内だけでなく、アメリカでランドスピードレースやドラッグレースの撮影を続けている。著書としてユタ州ボンネビルで最高速に挑戦するライダーを撮影した写真集『bonneville』と、ルート66を実際に走って撮影した『movin’on』がある。また撮影だけでなく、イベント等の企画・運営にも携わるなどその活動は幅広い。愛車はハーレーFLTRXS、ホンダXR250とCT110