こだわったのは真横から見た姿のカッコ良さ! 新車で手に入る250cc・ Vツインエンジン搭載のアメリカンモデルを手掛ける「THUNDER MOTORCYCLES」が作品に込める想いとは〜小野木里奈の○○○○○日和〜
『小野木里奈の○○○○○日和』は、バイク好き女優の小野木里奈さんが、東京モーターサイクルショー2025で展示されていたTHUNDER MOTORCYCLES「Softail Thunder250」について代表の野呂裕二さんを直撃取材! 徹底レポートしてくれました。
ブースの展示物はバイク1台のみ!そのこだわりに興味津々
皆さん、こんにちは! バイク好き女優の小野木里奈です。本日はTHUNDER MOTORCYCLES代表であり、カスタムビルダーとしても活躍する、野呂裕二さんにお話を伺いました。
東京モーターサイクルショー2025のTHUNDER MOTORCYCLESブースは、空間に佇む1台のバイクに一際、目を引かれてしまう世界観を演出。
あえてブース内に人を立ち入らせないようにすることで、まるで美術館で絵画を一歩引いて眺めるような、そんな展示となっていました。
その姿がとても魅力的に感じ、このバイクやブランドに対する思いを野呂さんに聞いてみました。それでは、いってみましょう!

小野木:まず、この展示されているバイクのコンセプトについて教えてください。
野呂さん:今回展示しているのは「Softail Thunder250(ソフテイル サンダー250)」です。去年の夏に小野木さんが試乗したモデルから基幹的な物がとても良くなりましたが、根本的には大きく変わっていません。
その中でもThunder250の特徴と言えるのが、フロントに「74スプリンガーフォーク」と呼ばれている、ハーレーの1940年以前のフロントサスペンション機構を用いている点です。
また、リアサスペンションを持たない「リジットフレーム」に近いフレーム形状も特徴のひとつとなっています。
小野木:74スプリンガーフォークというものは、カスタムの業界的に有名なパーツですか?
野呂さん:74スプリンガーフォークは、よくハーレーのカスタムで使われているんですよ。だからこのハーレーやアメリカンのカスタムをやっている方達にとって、結構ポピュラーなパーツではあるんです。
74スプリンガーフォークというものが付いている車両って、何だかよく分かんないけどやっぱり格好良く見えるというか(笑)。これだけフォーク長が短いと、ちょっと機械感が強いじゃないですか。
小野木:たしかに重厚感があって、格好良いです!
野呂さん:正面から見ると、ホイールの幅からネックへ向かってクイっと細くなっているんですよね。こういったフォークってなかなか無いんです。これが特徴的になっていて、デザインというか、機械感も格好良いんですよ。

小野木:個人的にデザイン面で「ここが一番好き!」という点はありますか?
野呂さん:私たちカスタムビルダーは特に「真横から見た時にかっこいい!」ということを、一番意識しているんです。真横から見た時の外見は、バイクを作る時に一番大事にしています。
昔は、バイクを結構斜めから撮影していた時代がありました。今も根強くその流れは残っていると思います。でも結局それは「その角度で写真を撮らなければバイクがかっこよく写らない」という風に思っていたからなんですよね。
だから当時は、「なぜ皆真横から撮らないんだろう」と思っていましたが、斜め前から写真を撮るということは、そのスタイルじゃないと格好良く雑誌に写らないし、この画角が雑誌にかっこよく写るからという理由だったんです。
でも私たちカスタムビルダーと呼ばれる人たちは、バイクを作る時に斜め前から見て物事を考えてないんです。実際は、真横からバイクを自分の目線で見て、どのようにしてバイクが格好良くなるかを考えています。
結果、出来上がったバイクはどの角度から撮ったって格好いいんですよ。 なので、そこにはめちゃくちゃ気をつけています。
小野木:全て真横から見た時を基準にしているんですね。
野呂さん:そうなんです。とにかく真横! 絶対に真横で、その隙間などのバランスも真横から見て、おかしくならないようにというのは、デザインする上でとても意識しています。
これはカスタム車として作っていますが、例えば某メーカーさんの話をすると、色んなコンプライアンスがあって、マフラーによって熱くなる可能性がある部分との隙間がすごくあいているんですよ。
他にも、もしかしたらサスペンションが下がった時に何か当たってしまうかもしれないという部分は、絶対に当たらないようにプラスアルファの隙間を取っているんです。
でも、実は私たちがカスタムする時は「いかにその余計な隙間をギリギリまで攻めるか」ということを考えて作っています。車体がよりタイトになったり、タイヤとフェンダーのスキマをすごく少なくすることもあります。
そうすることで、例えば1200ccぐらいあるでっかいバイクなのに400ccぐらいのサイズに見えたりすると、小柄な日本人でも扱いやすくなります。









