ヤマハの3気筒エンジンが空を飛ぶ!? 三菱重工業とハイブリッド型中型無人機に関する共同研究実施を発表
ヤマハ発動機株式会社と、三菱重工業株式会社は、ヤマハが研究開発する小型軽量発電ユニットを搭載したハイブリッドタイプ中型無人機の飛行試験を実施したことを発表しました。
ヤマハのエンジン技術と三菱の航空技術の融合
ヤマハ発動機株式会社と、三菱重工業株式会社は、ヤマハが研究開発する小型軽量発電ユニットを搭載したハイブリッドタイプ(エンジンにより発電した電力で各ロータを電動モーターで回転させる形式)中型マルチコプター型無人機(以下、中型無人機)の飛行試験を実施したことを発表しました。

ヤマハと三菱は、200kgを搭載可能な中型無人機の開発に向けた共同研究を行っていますが、同時にヤマハはエンジンやモーターに関する技術・製品の活用先として、マルチコプター型無人機への適用を現在も模索しています。
本共同研究は、発電ユニットを使うことで航続距離200km、最大積載量200kgを目指す、中型無人機の実現性を確認するもので、三菱重工業は、これまでの航空機開発・製造で培った技術を基に、ハイブリッドタイプ中型無人機の設計・製造、および試験、ヤマハは二輪車事業や四輪車向けエンジン事業で培った小型でハイパワーなエンジン技術と、最新の電動モーター技術を組み合わせ、小型軽量発電ユニットの研究開発に取り組んでいくといいます。
4月中旬に三菱重工業の研究施設内で行った飛行試験では、三菱重工業の中型無人機に、ヤマハが研究開発中の発電ユニットを搭載し、初浮上に成功しています。
エンジンの詳細は明かされていませんが、写真から察するに搭載されるユニットは「MT-09」や「XSR900」、「トレーサー9」などに搭載される直列3気筒の技術を活かしたものとなることが予想されます。
なお、同試作機は6月4日~6日に幕張メッセで行われる展示会「Japan Drone 2025」で、三菱重工業ブースに展示される予定です。





