カブ系エンジン搭載のバットマン・ダークナイト登場マシン「バットポッド」!? 忠実過ぎるその詳細を解説!!
2008年に公開されたバットマン実写映画シリーズ6作目「ダークナイト」に登場して乗り物好きの心を奪った「バットポッド」。そんな映画の世界の乗り物をタイで発見! しかもオブジェでなくキチンと走るってんだから驚きです!
見る人をビックリさせたい気持ちで作った1台
タイ全土はもとよりマレーシアやインドネシア、日本からは名立たるカスタムショップのビルダー・オートバイがゲストとしても集結する、バンコクホットロッドカスタムショー。そのステージのスグ横に展示されていたのいが今回紹介する「バットポッド」を再現したカスタムです。

同カスタムバイクは、当然ですがフレーム・外装、フロントタイヤ回りのマシンガンなど全て、手作りのイチから製作されているのですが、その再現度の高さに驚かされます。
ただ見た目だけでなく実際に走るためのギミックも詰まっており、ハンドル操作は前後に押し引きする形で前輪を左右に振れるようにし、スロットルはATVのレバー式を採用。指先だけでアクセルのオン/オフを可能にしています。
また、駆動方式はチェーンドライブからシャフトドライブに変換。気になるパワートレインはクラッチ操作の要らないバックギア付きのカブ系横型エンジンを採用しハンドシフトでギアチェンジを行うのですが、製作関係者曰く「実際に走行することは可能ですが、車体が重く今のエンジンではパワー不足でスピードは出ません(笑)。だけどバンコクの街中をバットポッドが走ってたら、それだけでカッコイイしビックリするでしょ? 日本でも走ってみたいですね(笑)」と話します。
パワー不足は誤算だったのかもしれないですが、話してくれた通りただただビックリするし面白い。それ以上に、その想いだけでココまでの大作を作り出した彼らを称賛したいですね!









