ホンダの原付レジャーバイク「モンキー50」ってここまで変わるの!? 純正パーツの方が少ない至極のフルカスタム
1967年の登場から約60年近く、今なお現行モデルも販売され世界中で愛されているホンダ「モンキー」シリーズ。中でも販売期間が長く、アフターパーツも豊富なZ50A~のキャブタイプモンキーはカスタムベースとしてファンが多いのは周知の事実。そんなモンキーを「これでもかっ!」とフルカスタムした1台をお披露目しよう
見た目だけでなく走りもゴリゴリなのが九州スタイル
大分県で開催されている九州最大級の4ミニ(原付)イベント「SONIC 4MINI MEETING@昭和弐輪改」にて昨年、今年の2年連続総合優勝どころか各種アワードを総ナメにしたのが、長崎のカスタムショップ「FUNAKOSHIBASE T.G.Y」製作のモンキーフルカスタムです。

そのカスタムを紐解いていくと、純正フレームを2cm延長しつつGクラフト製6cmロングのスイングアームで骨格を形成し、そこへ肉付けしていくように武川スーパーヘッド4バルブ/乾式6ディスククラッチ/5速スーパーストリート(クロスミッション)/軽量フライホイールなどフルチューンしたエンジンをセットアップ。
しかし先のエンジンのスペックを引き出そうとするも、市販のエキゾーストでは低速から高速域までカバーできる物が無い⋯⋯と同店がワンオフ製作したのがアイコニックなトグロを巻いたエキゾーストパイプです。
フランジから下がったと思ったらスグに立ち上がった形状により低速域のトルクを確保。だがそのままでは高速域が詰まってしまうということで店主が生み出したのは、実はフランジ部分から二股に分け、低速域用のトグロと高速域用のトグロで1 in 2 in 1としアクラポビッチのサイレンサーへとアクセス。イベント当日のサーキットランでは、店主の読み通り全域で吹けの良い走りを魅せてくれるパーツに仕上げられています。
FUNAKOSHIBASE T.G.Yの製作者は「よく走れるの? なんて聞かれますがオートバイなので走れないと意味が無いですし、この手のモンキーなんかでパーツ・スペックは高いはずなのに本来のパワーを引き出せてないなんてのは勿体無い。なのでウチには当然走れてカッコイイカスタムを求めるお客さんがいらっしゃいます。ただ1点、車高等のカッコ良さを取るとコーナーがシンドくはなりますけどね(笑)」と話します。
このモンキーを見る限り、創り手の熱量と技術によるカスタム、そして乗って楽しむというオートバイの根本を大事にしているからこそ具現化できた1台だということを物語っているのかもしれません。






