マシンが燃えたり転んだり!! EWC第2戦スパ8時間レースはトラブル続きで大苦戦!? レーシングライダー大久保光のレースレポート
レーシングライダーの大久保光選手が参戦したEWC第2戦 スパ8時間レース。そのレポート前編です。
レースウィーク序盤からマシン炎上のビックトラブル発生
皆様こんにちは。レーシングライダーの大久保光です。6月になり、今年も後半となりました。日本も梅雨の時期に入ってジメジメした日々が続いていますが、梅雨が明ければ夏本番といったところでしょうか?
しかし今年の梅雨は猛暑が続くとの予報になっており、雨が続く梅雨になるのか雨があまり降らないのか気になるところでもあります。
私自身、もう雨はこりごり(笑)というところもありますので、6月にあります鈴鹿8耐テストも含めて、ドライコンディションで走りたいと願っています。
というのも、先月参戦した世界耐久選手権第2戦ベルギーラウンドも天気が不安定な中のウィークだったため。
そんな、今回の本題である世界耐久選手権第2戦ベルギーラウンドについて書いていきたいと思います。

ベルギーのサーキットといえば、通称スパと呼ばれているスパ・フランコルシャンサーキットですが、世界耐久選手権第2戦の開催地でもあります。
スパはスパウェザーと呼ばれるほど天候が不安定で有名だったりするのと、1周が約7kmという超ロングコースというのが特徴。
またアップダウンが激しく、特にオールージュと呼ばれるコーナーはまるで滝を登っていくような登り坂となっていて、このスパ・フランコルシャンサーキットの顔とも言えるコーナーとなっています。
今回は走行が木曜日、金曜日、土曜日と3日間で、木曜日と金曜日の午前中はフリー走行、金曜日の午後に2回の予選、そして土曜日は決勝の、8時間耐久レースというスケジュールでした。
8時間耐久は3人でレースを走るので、メンバーは私と渡辺一樹選手、伊藤元治選手というラインナップ。
伊藤選手はこのコースを走るのが初めてだったこともあり、積極的に走り込んでもらう流れでフリー走行を開始しました。
しかし、フリー走行が始まって間もなくしてマシントラブルでストップ。そしてマシンが炎上してしまうという、驚きのアクシデントが発生します。
さらに天候もだんだんと崩れていき、雨が降ったり止んだりするコンディションとなるなど、思ったように走行を進めていくのが難しいセッションとなりました。

そんな中で、少しの晴れ間と路面のコンディションを見てスリックタイヤを履いてセットアップを進めていきます。しかしセッション終了間際に私がオールージュで転倒してしまい、マシンを大きく破損。
メカニックさんたちの懸命な修復作業のおかげで、金曜日までには走れる状態にまでマシンを直してくれました。
金曜日は比較的天候が安定し、ドライコンディションで午前中のフリー走行を終えます。その後に行われた予選では、アタックライダーは私と渡辺選手に決定。
1回目の予選ではうまく走りをまとめることができず、目標としていたタイムを出すことができませんでしたが、予選2回目では目標としていたタイムを出すことはできたのですが、0,1秒の中に3チームが入るハイレベルな予選となり結果、予選はクラス3番手で終えることとなりました。
それでも私自身、昨年のベストタイムから2.7秒タイムを更新することができ、自分自身の成長を感じることができたのはポジティブな要素です。
ピットウォークも盛り上がり、ライダー3人はファンの方々にサイン入りのポスターを配ったり、チームとしてはグッズを発売したりと大忙し。
気がつけばあっという間にピットウォークも終わり、土曜日の決勝を待つのみとなっていました。
次回はレースのことに書いていきたいと思います。スパウェザーの本領を発揮したような難しいコンディションでの8時間耐久レースは、どのような結果を迎えるのか。次回も楽しみにしていてください!










