暑い夏にピッタリ。キャンプ飯にメスティンでササっと作る冷たい「汁なしそうめん」に挑戦
クルマのように多くの荷物を積載できないバイクで行くキャンプツーリングでは、キャンプ飯もなるべく少ない材料で手間をかけずに料理をしたいものです。夏にオススメのそうめんレシピに挑戦してみました。
制限の多い環境で、いかに美味しくいただくか?
茹で上がり時間が短いそうめんは、短時間でササっと作れる、日本の夏の定番料理です。氷と水があればキャンプでも楽しむことができるということで、ソロキャンプ用に、メスティンで汁なしと汁ありの2種類のそうめんを作ってみました。

いずれも材料はほぼ同じですが、汁なしそうめんには、ネットで見つけたレシピを参考に「焼肉のタレ」を使ってみます。ほかには鶏がらスープの素、刻みネギ、玉子、鰹節、そうめんのつゆや胡椒などを用意します。
汁ありの方は以前にも作ったことがありますが、めんつゆに鶏がらスープの素などを入れて、ゴマ油を垂らしていただきました。卵黄をまぶして食べる麺はまろやかで美味、やみつきになります。
汁なしの方の味の決め手は、やはり焼肉のタレです。ニンニクの香りや野菜などの甘味、辛味調味料などが混在してまさに万能。肉はもちろん、ご飯にかけるだけで食欲が増すほどの破壊力があります。
スーパーなどでは色々な商品が販売されているので、好みのタレを選ぶと良いでしょう。この焼肉のタレに鶏がらスープの素を適量入れてかき混ぜておきます。

一方、そうめんを茹でたら少し早めに湯切りをします。本来なら指示通りの時間で茹でて氷水で一気に冷やすところですが、そのような環境ではないので、ザルに上げたそうめんにコンビニで購入した氷を入れて冷やすのですが、どうしても時間がかかるので麺が伸びてしまうことを防ぐためです。
冷やしたそうめんをメスティンに入れ、その上にタレをかけて刻みネギ、鰹節、卵黄を添えれば完成です。さらに胡椒をかけてスパイシーにしたり、「追い氷」でキンキンに冷やすのもありでしょう。
濃いめの味が夏にピッタリ。冷えたビールにも合う汁なしそうめんは色々なアレンジができるので、今後も試してみる価値がありそうです。