駐輪場でタイムロス? 他人の自転車に悪態をつきたくなる駐輪マナー 自分はどうかしら?
駅前や商業施設、マンションなど、日常的に自転車を使っていると、当然ながら駐輪する機会も多いものです。はみ出した他人の自転車に悪態をつきたくなることもありますが、自分は正しく駐輪できているのでしょうか?
スペース的には効率的な自転車ラック、種類もいろいろ
令和5年に行われた国土交通省の調査によると、自転車等の放置状況はその2年前と比較して改善しているとのこと。対象地域となった全国の駅周辺では、令和3年の約2.8万台から約0.8万台も減少しており、放置台数は年々減少傾向にあります。最新の調査では、1977年の調査開始以来もっとも低い数値を更新したそうです。

その背景には、各自治体が放置自転車の改善に積極的なことで、自転車ユーザーのモラルが向上していることに加え、駐輪場の設置状況が改善していることもあるでしょう。駅前の自転車収容能力台数は前回調査と比較して微減ではあるものの、実収容台数は増加しているそうです。
とはいえ、特に首都圏はスペースに限りがあり、駐輪場も場所によって様々なタイプのものが導入されています。入り組んだ機械式の駐輪場を前にして、どこにどうやって収めればよいのか、戸惑ってしまうこともあるかもしれません。
人手不足の昨今では、無人の駐輪場も多く見られます。係員の指示が受けられない場合、どのような点に注意すればよいでしょうか。
自転車ラックなどのない平面の場合は、奥から詰めて入れる、通路にはみ出さないようにまっすぐ整列するなど配慮し、できるだけたくさんの自転車が収容できるよう気を配っておきたいところです。
自転車ラックがある場合は、2段式やスライド式、平置き式などさまざまな種類があるため、それぞれに対応しなければなりません。
ラックは縦空間を活用することで収容能力を向上させたり、隣り合う自転車のハンドルを避けて収容できるといったメリットがあります。
一方、子乗せ自転車など子乗せシートが固定されて大型化した車体には対応できず、「自転車の重さに耐えられずラックが破損」「自転車が駐輪スペースから溢れてしまっている」などの問題も発生しているようです。
子乗せ自転車をラックに収容する場合は、それに対応しているかの確認と、隣り合う自転車とのバランスにより注意する必要があります。
また、駐輪ラックは前輪を確実に収める必要があります。重い自転車を押し上げるのは大変ですが、前輪をラック手前に合わせて強く押し上げます。
後輪用にもラックがあるタイプは、後輪も確実にラックに掛かっていることを忘れずにチェックしましょう。なお、自転車ラックに収容する場合はスタンドを使わなくても大丈夫なところが多いようです。
ラック内に正しく収容しなかったり、満車だからとラックに収めずに駐輪場を離れると撤去されてしまう可能性があります。
短時間だからといってお構いなしに自転車を「放置」することはオススメできません。周囲への配慮を忘れず、正しく駐輪することを心掛けたいところです。もちろん、盗難防止のためにロックをかけておくことは必須です。






