歴代最強のスポーツツアラー BMW Motorrad新型「R 1300 RT」 2025年7月国内導入から販売店への反響は?
BMWジャパンは2025年7月、新型「R 1300 RT」を国内導入しました。 歴代「RT」シリーズの最新モデルです。販売店での反響を聞きました。
次世代へと進化した「RT」、充実装備モリモリで登場
BMWジャパンは、2025年7月に新型「R 1300 RT」を国内導入しました。先代モデルの「R 1250 RT」を凌ぐツーリング性能と快適性で「RT」としてのキャラクターを刷新、次世代へと進化しました。

ガラリと変わったデザインに充実装備で、幅広い層のライダーに向けた魅力を備えています。
排気量を1300ccに拡大した空/水冷の最新水平対向2気筒(ボクサー)エンジンを搭載し、最高出力145psを7750rpmで、最大トルク149Nmを6500rpmで発揮します。
日本仕様では、惰性走行やシフトダウン時に発生する不安定な走行状態を安全に回避するエンジンドラッグトルクコントロール(MSR)のほか、電子制御による充実したライダーサポート機能が標準装備となっています。
また、変速操作を自動化するオートメイテッド・シフト・アシスタント(ASA)装備車も設定されています。
新開発のシャシーはスチール製メインフレームとアルミチューブ構造のラティス・リアフレームを採用し、剛性と軽量性のバランスが取れ、ハンドリング性能が大きく進化しています。
カラーバリエーションは「アルピン・ホワイト3」、「レーシング・ブルー・メタリック」、「ブラック・ストーム・メタリック」、「ブルー・リッジ・マウンテン・メタリック」の4タイプが用意され、それぞれアクセサリーやオプションパーツなど、装備が細かく設定されています。
価格(消費税10%込み)はオーソドックスなマニュアルミッション車が366万1000円から、クラッチ操作が不要となる「ASA(オートメイテッドシフトアシスタント)」車が378万5000円からとなっています。
販売店でも反響多数、若い層からも注目を集める
新型「R 1300 RT」の登場に対して、販売店での納車状況やユーザーの動向はどのようになっているのでしょうか。
都内のBMW Motorrad正規販売店の担当者は、次のように話していました。
「納期に関しては、色によって大きく変わります。在庫としてはレーシング・ブルー・メタリック、ブラック・ストーム・メタリック、ブルー・リッジ・マウンテン・メタリックの3色は揃っており、早めにご購入いただけるのですが、アルピン・ホワイトだけは年末くらいに入ってくる予定になっていますので、納車までお時間をいただくことになります。
新型は発表から問い合わせも多く、最初に入荷した80台分はすでに売約済となりました。
今回のモデルはデザインがかなり刷新されており、『スマートでかっこいい』との評価をいただいております。若い方からの問い合わせも多くいただいております」
また、関西の販売店担当者は以下のように話しています。
「ASAモデル、MTモデルともに大体早くて10月、遅くて12月ごろの納品となるかと思います。色によって時期も異なるのですが、特に白は12月ごろの納期となる見込みです。
また問い合わせも多く、実際にお店まで足を運んで見てくださるお客様も多い印象です。年配の方から若い方まで、多くのお客様に関心を抱いていただいておりますね。
今回のモデルはデザインがコンパクトでかっこよく仕上がっているため、『写真で見ても十分かっこいいけど、実車を見るとよりかっこいい』などのお褒めの言葉をいただきました」
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新型「R 1300 RT」は、デザイン含め車体が丸ごと刷新され、また充実した装備によって先代モデルが持つツーリング性能をさらに向上、スポーツ走行にも磨きがかけられ、新たな魅力を有したモデルと言えます。
販売店でも年齢を問わず幅広い層から関心を集めており、今後の納期や販売動向が注目されるところです。





























