これはイカしてる!! アメリカンテイスト薫るカスタム街乗りクルーザー爆誕
2026年1月開催の「ハンドメイドバイシクル展2026」に出展された、和歌山県新宮市の「heym8cycle(ヘイメイトサイクル)」による街乗りクルーザーは、アメリカンバイクの雰囲気をまとった、個性あふれる1台です。
ライダーの琴線に触れる!? メカメカしいハンドルのカスタムバイク
1930年代のアメリカで誕生したクルーザーバイシクルは、1970年代のカスタム文化を経て、現在では「ビーチクルーザー」として広く知られています。しかし本来のクルーザーは、街中をゆったり走るための自転車でした。
「heym8cycle(ヘイメイトサイクル)」が2026年1月に開催された「ハンドメイドバイシクル展2026」に向けて制作した1台は、そんな原点に立ち返り、「街乗り」をテーマに再構築したショーモデルです。
展示用モデルのため、あえて名前は付けていないとのことですが、その存在感は抜群。アメリカンモーターサイクルのような世界観を色濃く反映した、個性的なクルーザーに仕上がっています。
最大の特徴は、アメリカンバイクらしい「ロー&ロング」なプロポーションです。フロントフォークはやや寝かされ、ホイールベースも長めに設計され、どっしりとした安定感と、リラックスした乗車姿勢を実現しています。
2本のトップチューブが描くゆるやかなカーブも印象的で、どこかモーターサイクルを思わせるシルエットです。
ハンドルバーは、既製品をベースにカスタムしたチョッパースタイルとなっています。一般的なビーチクルーザーに多いワイドハンドルは、見た目のインパクトはあるものの、街中では少し扱いづらいこともあります。そこで、街中での取り回しを考慮してややコンパクトなサイズに仕上げています。それでもチョッパーらしい雰囲気はしっかりキープされ、高めに設定されたポジションによって、自然と背筋が伸び、ゆったりとしたクルージングが楽しめます。
ブレーキには、手のひらで押す「パームブレーキ」を採用しています。握力の弱い人でも扱いやすく、見た目のアクセントとしても効いています。デザインと実用性をうまく両立したパーツ選びが、このバイク全体の完成度を高めています。

リアのシフトレバーはシートチューブに配置されています。手を伸ばして操作するクラシカルなスタイルで、ギアチェンジそのものがちょっとした楽しみになります。走ることだけでなく、操作する時間も含めて「自転車を味わう」感覚を思い出させてくれます。
ワイヤー類はフレーム内にすっきりと収められ、外観はとてもクリーンです。細部まで丁寧に作り込まれており、ハンドメイドならではのこだわりが随所に感じられます。
街を流すだけでも絵になる、存在感抜群のクルーザーは、自転車好きはもちろん、バイクのカスタムカルチャーが好きな人にも刺さりそうな1台です。
フレームのオーダーメイドを受け付けており、料金(消費税10%込み、フレームのみ)は13万2000円から。仕様に応じて見積もりとなります。








