所沢市『本格手打ち かんたろう』 極太で強烈なコシの「旨辛ぶっかけうどん」を味わえば“中毒性あり”に納得!? バイクで巡る「うどん共和国・埼玉」
「うどん共和国」を掲げる埼玉県で、各店の個性的な味を求めてバイクで巡ります。所沢市の「本格手打ち かんたろう」では、極太で強烈なコシの麺に、温玉や練り唐辛子などを豪快に絡める「旨辛ぶっかけうどん」を味わいました。
とにかく賑やかで雰囲気も良い!! ハマる味にリピート確定!?
埼玉県は、地域ごとに20種類以上もの個性的なうどんが存在する「うどん共和国」です。なかでも所沢市を含む県西部では、太くコシの強い麺を特徴とする武蔵野うどんが古くから親しまれてきました。
そんな埼玉のうどん文化を味わうべくバイクで向かったのが、所沢市東所沢和田にある「本格手打ち かんたろう」です。所沢市まちづくり観光協会でも、市内を代表する手打ちうどん店のひとつとして紹介されています。
ちょうど開店となる11時に到着すると、次々と客がやって来ます。2019年にオープンした店ですが、その人気ぶりがうかがえます。
まず印象的だったのが、その賑やかな雰囲気でした。店外には看板やポスター、POPが並び、撮影許可をいただいて店内へ向かうと、ユニークな掲示物やサイン色紙が貼られています。スタッフの元気な声も加わり、店全体から活気が伝わってきます。

さっそく券売機へ向かい、注文したのは「旨辛ぶっかけうどん」の通常盛り400g(1000円)です。麺量は300gから、最大はなんと1kgまで選べます!
トッピングには納豆やとろろなども用意されていますが、初回なのでスタンダードでいただきます。それでも具材は十分豪華で、温玉、青ネギ、揚げ玉、刻み海苔が盛られ、赤い練り唐辛子が添えられています。
そして何より目を引くのが麺です。太く、やや縮れがあり、箸で持ち上げただけでも力強さを感じます。ひと口噛めば、かなり硬めの食感と強烈なコシが返ってきます。まさに武蔵野うどんを思わせます。
ただ硬いだけではありません。噛むほどに小麦の甘みや旨みがじわりと感じられます。ツルツルと喉へ流し込むというより、ワシワシと噛み締めて食べたくなる麺でした。

赤い練り唐辛子は、豆板醤を思わせるようなコクのある辛味です。具材と一緒に混ぜれば、見ただけでも期待が膨らみます。最初から遠慮なく、すべてを豪快にかき混ぜました。
温玉のまろやかさ、揚げ玉のコク、青ネギの風味にピリッとした辛味、それらが極太麺へまとわりつき、噛むほどに味が押し寄せます。400gという十分な量にもかかわらず箸が止まりません。
店内外には「中毒性あり」といった刺激的な言葉が踊り、「悪魔うどん」というメニューも大きくアピールされています。最初は少々大袈裟なキャッチだと思いましたが、食べ終わるころには妙に納得していました。なにしろ、食べている最中から「ほかのメニューも試したい」と思わせるのです。
店の定番「肉汁うどん」は、たっぷりの肉とごま油が香る白髪ネギを組み合わせています。ほかにも煮込み系や鍋焼きうどんなどもあり、寒い季節に再訪しようと楽しみが増えました。
麺の量やトッピングを選び、好みに合わせて味を変えられるのもこの店の特徴のようです。生麺やゆで麺のテイクアウトにも対応しており、自宅で楽しめるのも嬉しいところ。
極太麺の食感、小麦の味、そして旨辛のジャンク感で、店を出るころには「中毒性あり」の文字が妙に頭へ残っていました。
スタッフの感じも良く、次回は肉汁か? 寒い季節なら鍋焼きか? と、早くも次の1杯を考えながらバイクに戻りました。









